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民法415条と709条のお話 その1

「損害賠償」・・・・よく耳にする言葉ですよね。

 新聞やテレビのニュースで。
 日常の会話の中で。
 会社に採用される時の誓約書や個人情報についての承諾書、就業規則の中で。

 おおよその一般的な世間のイメージとしては、
「他者に財産的な損失を与えてしまったときには、それがうっかりでも、故意でも、その与えた損害を弁償しなければいけない」・・・ぐらいの感じでしょうか。

 さて。では、この損害賠償、法律のどこに書いてあるんでしょう?
 細かい個別の法律までたどると、キリがありませんので、一般的な基準である、お馴染み「民法」の条文を例にあげてみます。

 「損害賠償」の対象となる行為は、大きく分けて、2つに分けられます。
一つが「不法行為責任」、もう一つが「債務不履行責任」と言われるものです。

 まず、「不法行為責任」から。

民法第709条
「故意又は過失によって他人の権利又は法律上保護される利益を侵害した者は、これによって生じた損害を賠償する責任を負う。」

 ・・・とあって、続く、710条では

民法710条
「他人の身体、自由若しくは名誉を侵害した場合又は他人の財産権を侵害した場合(略)、財産以外の損害に対しても、その賠償をしなければならない。」

・・・とあります。

一般には709条は「財産上の損害」、710条は「財産以外の無形の損害、或いは精神的な損害」として理解されています。

次に、もう一つの「債務不履行」ですが、

民法415条
「債務者がその債務の本旨に従った履行をしないときは、債権者は、これによって生じた損害の賠償を請求することができる。債務者の責めに帰すべき事由によって履行をすることができなくなったときも、同様とする。」

債務の本旨・・・?履行・・・?債務者・・・?債権者・・・?責めに帰すべき事由・・・?

なんのこっちゃい?!という言葉が並びます。
債務者って借金抱えてる人?債権者って、借金取りのこと?・・・と日常的なイメージではそうなってしまいます。
この辺りが、初めて、法律関連の学習をする際に、どうしてもストンと落ちてこない辺りなのですね。
自分にも覚えがあります。

判りやすくお話する為、会社に雇われる時の企業と従業員の関係を例にとってみます。

会社に雇用される際には、雇用契約を交わします。
その結果、

・会社は従業員の労働に対して、賃金を支払う義務を負います。
・従業員は会社の指示に従い、労働力を提供する義務を負います。

・会社は従業員に対し、賃金の対価として労働を請求する権利を有しています。
・従業員は会社に対し、労働の対価として賃金を請求する権利を有しています。

どちらも、「当たり前じゃないか」という話ですが、上の2つが債務。下の2つが債権です。

「債務不履行」とは、この「義務」を契約通りに実行していない場合のことをいいます。

商店で買い物をするときの店側と客側の関係についても同じ構図が成り立ちます。

・商店は客に代金と引換に商品を引き渡す義務を負います。
・客は商品の対価として代金を店に支払う義務を負います。

・商店は客に対し、商品の対価として代金を請求する権利を有します。
・客は店に対し、代金と引換に商品の引渡しを求める権利を有します。

勿論、商店から代金を払わずに商品を持ち去れば、万引きとして、窃盗罪に問われますが、それはそれで置いておいて、それ以外にも、こうした権利と義務の関係が日常生活の中には常に無意識に存在するのです。

このように、「債務不履行」は「一定の契約関係が存在する時」に発生します。

勿論、この「一定の契約関係が存在する時」とは、書面で契約を取り交わした時とは限りません。

通常、ある人が誰かに何かを要求するときや、頼みごとをするとき、言葉にはされていなくても、世間の通常の常識の範囲の中で、当然含まれると考えられる義務が存在すればOKです。

ちょうど、上で例に挙げた、会社での企業と従業員の関係、
或いはまた、店で買物をするときの、商店と客の関係のようなものです。
コレに対して、「不法行為」はそういった契約上の関係を必要としません。 (このテーマ次回に続く)

(2011/10/10)

 

(2011年10月10日(月) 1:53)

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この記事を書いたコーチ

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小西教義 (行政書士)

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