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おこぼれ(お零れ)と自己研鑽の関係

資本主義に代われるような経済理論がないまま、
さいきん格差社会を悲観する声が所々で聞かれるようになった。

いっぽう、それに抗してアベノミックスは、
「金持ちが金持ちになればなるほど、
貧しい者にも自然に富がしたたり落ちてくる」とする経済理論(トリクルダウン理論=trickle-down effect)を支持しているようですね。

格差社会そのものはきっとだれも良いこととは思わないでしょう。

しかし、はたして
「金持ちが金持ちになればなるほど、
貧しい者はますます貧しくなっていく」
というわけではない。

それに、格差が仮に拡大していっても、
それにつれて貧しい者がすこしずつでも富む方向にいっているのであれば、
それはそれで社会全体の進歩ではないか、
という見方もありそうですね。

富んでいく者(会社)がますます富んでいくのは
決して悪いこととは思えないし、
むしろそれによって社会全体の富が増え、
その分貧しい者への再配分が増えていくとすれば、
結構なことかもしれない。

むしろ論点を変え、
格差社会という貧富二元論的な捉え方ではなく、

貧しい者はなぜ貧しいのか、
政治は貧しい者に対して、正しく対応できているかという視点が
大切かもしれませんね。

アメリカの小学校では5年生の社会科で、
「貧困」を克服するためには「教育」が最重要だと教えています。

Providing education is the most important way to help a community or nation rise above poverty.

さらに、貧しい者を助けるために食料を与えるのは
事態をさらに悪くするだけだと教えています。
つまり、「魚一匹をあげても一回できりで終わるけれども、
釣りを教えれば一生食べていける」といって、
いわゆるバラマキの弊害を強く指摘していますね。

There is an ancient Chinese proverb that states, "Give a man a fish and he will eat for a day;teach him how to fish and he will eat for a lifetime."

Treckle-down理論とか魚の話が出てきたので、
The old Man and the Sea(老人と海、E.Hemingway)から
老人がマグロと格闘する場面を引用しておきます;

・・・ The sun was hot now and the old man felt it on the back of his neck and felt the sweat trickle down his back as he rowed.・・・

努力(sweat)なしではおこぼれ(trickle down)にあずかる資格はない、
のかもしれない。

さて、Trickle-downの話ですが、

多くの自動車メーカは、
車の設計のほか生産・営業・販売・は自らの手でやりますが、
重要なエンジン以外の何万点もある部品はぜんぶ外注していますね。

この分業は下請けからさらに孫請け曽孫請けと連なり裾野は広くて長い。
何十万社から成るこの分業(supplychain)は、
胴元の自動車メーカの車が売れて、儲からない限り
部品メーカには注文が入ってこない。

このとき、儲かっていない部品メーカには
補助金を支給するというようなことをしたら、
良質な部品は生まれてこなくなる。
自動車メーカは、競争体質が脆弱化し儲からなくなる。
これは負の連鎖を生み、共倒れにいたる。

こんな構造は逆にtrickle-downを是認した理屈の上で成り立っている、
とすれば、儲かってお金持ちにはますますお金持ちになってもらったほうが、
おこぼれが多いと考える方が、自然かもしれませんね。

わたしたちの街の囲碁センターでも、

弱い人ばかりだと、誰も強くなれませんね。
そんなところはお客がこなくなっていずれ潰れてしまいます。
強い人が集まる環境を作っていけば、
多くの囲碁ファンが集まり、みんな強くなっていき、
そして囲碁は栄える、・・・

そんな優劣構造こそ、trickle-down効果といえるのでしょうか。

おこぼれ(お零れ)と自己研鑽の関係

(2015年1月23日(金) 11:28)

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この記事を書いたコーチ

アムステルダムで囲碁クラブを設立。世界各国で虜にした囲碁の魅力を貴方に

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金田つぐひこ (囲碁)

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