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棋力は、リスクの許容範囲に比例する

最近の囲碁の特徴は
戦い方がグローバル化してきた
といってもいいかもしれませんね。

今の時代は日本棋院だけでなく
韓国、中国の対局もリアルタイムで見ることもできるし、
ネット碁で、世界の誰とでも対局できる。

つまりユビキタスなインターネットの普及によって、
その国の伝統的なあるいはローカルな戦い方が
急速にひとつの戦い方に世界統合(integrate)されつつある
と言えそうです。

囲碁が今ひとつの進化の過程に入ったという意味で
囲碁の発展にとって大変歴史的な変化だと
言えるかもしれません。

具体的には、・・・
「リスク」(risk)の概念が入ってきた
ということではなでしょうか。

勝利=棋力+risk
という発想がなければ勝てなくなってきた。

つまり
一歩手前で安易に退く(ひく)ということはしない。
読みきれないからといって、妥協した手は打たない。

読みきれず思考停止の結果
危険を冒さないという姿勢は、もう通用しない。

棋力とriskは正比例するわけですから
強い人ほど高いriskが取れる。
それにもかかわらずriskを取らないという
submissive, yieldingな打ち方は
もう世界では通用しない。

  ***

ビジネスの世界では
riskを儲け(revenue)と考えますね。
販売価格は商品(価格)+risk(儲け)。
すなわち商品が優れていればいるほどriskを高くとって
マーケットで戦うことができる、というのが
グローバルなマーケットでのサバイバル戦略ですね。


しかしわたしたち棋力の低いアマチュアは
高いriskを取るべきではないかもしれません。

曰く:

He that hath wife and children hath given hostages to fortune; for they are impediments to great enterprises, either of virtue or mischief.
妻子あるものは、運命に人質を取られたようなもの》「子は三界の首枷 (くびかせ)」

 

(2014年8月2日(土) 10:36)

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