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囲碁で一番大事なグローカリティ (glocality)、 ってなに!

カタカナ語は誤用すると危険が大きいけれども、
うまくつかうと大きな味方になる便利な言葉ではないでしょうか。

外国語から日本語になった言葉の多くは
「カタカナ語」で書かれています。
今日はひごろなんとなく使っている
「ローカル」(local)と「グローバル」(global)
という言葉を使って、
囲碁の世界をのぞいてみることにしましょうか。

実は
このふたつの言葉を合成してできた言葉があります。
それが冒頭の「グローカリティー」(glocality)です。

これは一般の辞書にはのっていないいわゆる専門用語
あるいは、業界だけでしか使われない業界用語で、
俗にジャーゴン(jargon)といわれるものですね。
囲碁にも一般の人にはわからない(使われない)ジャーゴン
はけっこうあります。

ジャーゴンというのは
その道の人には大変都合のいいものですが、
門外漢が使うときには
「生兵法はけがのもと」で、
注意をして使う必要があるかもしれませんね。

前世紀末の
米ソに代表される冷戦の終焉によって、
世界はようやく二極化から解放され、
ひとつのシステム(標準)で運営される方向に
走り出しました。
情報技術(IT)がそれを大きな力で
後押ししました。

みんな周知の通りですけれども、
このグローカリティ-という言葉は
そんなグローバリゼーションが
たいへんな勢いで進もうとする真っ只中で、
生まれた言葉でした。


これがなぜ囲碁と関係があるのか、
以下いっしょにみていきましょう。

まず順番に、・・・

ローカルは、
国語辞典では、
(中央から遠い、狭い地域に関すること)で、
ローカル線とかローカルカラーとか
ローカル・ニュースなんかでおなじみですね。

英語のlocalは
もともとロケーション(location)
つまり「場所」からきた言葉ですから
全体の中の部分と理解しておくと
便利かもしれません。

医者なんかは
部分麻酔はlocal、
全身麻酔はgeneralといいますからね。

英語のlocalを、
「田舎」という気持ちで使うと
ちょっと危険かもしれませんね。
「首都」に対する「地方」は
provincialという単語がありますからね。

で、英語の localは
どちらかというと
地元あるいは地元の人々といういみで
使われることが多いようです。

少し本題からななれますけれども
そんな関連でおはなしすると、・・・

そのむかし、
アメリカにはいってきたヨーロッパ人は
もともとそこにいた先住民のlocalsを
「発見」したと表現しました。
「発見」されたlocalsは
American IndiansとかNative Americansと
蔑称され同時に「よそ者」として虐殺されました。

その数はなんと900万人以上といわれています。
みんな知っているとおりです。
これはナチスドイツの
600万人ともいわれている数よりもはるかに多く、
スターリンとか中国毛沢東による粛清に次ぐ
史上三番目のきぼでですが、
規模の割には話題性が低いのは、
なぜでしょうか ・・・

それはさておき、

いっぽう、
中東のUAEのドバイ首長国は
人口の80%がインドやパキスタンなどの
外国からの移民で、
あと(20%)は地元の人localsです。

アメリカの地元の先住民と
アメリカを「発見」した移住者との関係
とは対照的に、
UAEでは二割に満たないlocalの人たちが、
自分の国を自分で統治し、かつ支配しています。

ある日のこと
このドバイのショッピング・モールで見た話です。

スーパーのレジで並んでいたインド人が、
その列に割り込んできた地元のおばさんに、
「もしもし、みんな並んでますよ」
といったとたんに、
たいへんな剣幕で、
「”よそ者”が何を言ってるんだ」
とやりかえされてしまい、
そして、あろうことか、
腕をつかまれて、
・・・ どこかに連れて行かれました。

わたしは、移住者でも地元民でも
どちらでもありませんでしたが、
この日からおかげさまでlocalsに対しては
働く場所を提供してもらっている、という
気持ちを強く持って接するようになりました。


さて本題ですが、

部分としてのそれぞれの国や会社が
世界(地球)という全体の変化をみないで、
内向きの経営をしていると
世界から外されてしまう。

そんなグローバル化した世界では
「大局」=全体(global)を見て企画し
「局所」=部分(local)を攻める
ことが不可欠になってきたわけですね。

グローカリティーは
そんな経営姿勢を表す言葉として
使われるようになったしだいです。

これが
そのまま碁盤の上の「経営」に
当てはまるのは、言うまでもないことです。

「部分ばかりに気を取られていると、負けるよ」
などといわれて
近視眼的で、木を見て森を見ない戦いを
戒められますね。

鳥はカシコくないのか
英語ではbirdbrain(鳥のオツム)は
バカとかとんまの意味ですけれども、
少なくともその鳥たちさえも
木のてっぺんから地上を俯瞰し、
方針(戦略)や狙いを決めてから、
獲物めがけて急降下してきます。

***

ローカルは戦術、
グローバルは戦略
といったほうがわかりやすいかもしれません。

この戦略(大局)と戦術(局所)を合成した言葉が
グローカリティ(glocality)というわけです。

***

囲碁の対局を見ていると
難しい局面で、
だんだん前かがみになって
目が碁盤に吸い付けられている人と、
碁盤からだんだん体が反り返っていく人がいますが、
前者は局部localしかみず、
後者は全体をglobalにみていると
評することができるかもしれませんね。

* * *

「Glocality」 的発想とは、
全体を見て考え
部分で行動する、
部分と全体のバランスの大事さを
おしえた言葉でしょうか。

戦略をいつも確認しながら
戦術を実行する

目で全体を見、
力は部分で発揮する

と言い換えておきましょうか。

Local acting with Global thinking

鉄道のローカル線は
鈍行(各駅停車)車(=local train)が多いわけですが、
ここでのlocalは、
ゆっくり走る各駅電車ではありませんね。



囲碁で一番大事なグローカリティ (glocality)、 ってなに!

(2013年12月26日(木) 22:09)

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この記事を書いたコーチ

アムステルダムで囲碁クラブを設立。世界各国で虜にした囲碁の魅力を貴方に

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金田つぐひこ (囲碁)

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