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「二重処刑の禁止」されど

囲碁は打ち始めたばかりの段階(序盤)では、
石と石をつなげて打たない。

つなげて打たなくても、
相手が接近してきたときにつなげばよい、
ということを知っているからですね。

だから、自分の地をできるだけ早く、広く囲うためには、
できるだけ離して打ったほうが、
得(効率的)ですね。

しかしそのため、
石と石がどのようにつながろうとしているのか
あるいは、生きているのか死んでいるのかは、
そのあとの打ち方次第で
きまります。

つまり、うち進めていくうちに
盤上の石数が多くなり、
自然におたがいの石が接近してくる。

そして小競り合いがおこり、
それが部分あるいは全面戦争に発展することになります。
その結果、生きている石と死んでいる石の区別が
徐々にはっきりしてきて、
いよいよ中盤から終盤にむかうことになります。


さて、夜も更け、同じ相手と何局もうっていると
お互いに疲れてきます。
ここがアマチュアの気楽なところです。
そんな時でしょうか、
たまあに、「珍事」が起こります。

終盤宣言してお互いにダメを詰める段階で、
死んでいる石の集団を殺しに来ることがあります。
錯覚ですね。

錯覚から生まれる結果というのは
それがどれほど悲惨な結果であっても、
それは制止できない笑いを伴うものです。

こちらは死んでいる石ですから
全く構わないでいますが、
相手はさあチャンスと、死んだ石を殺しに(取りに)きます。
こちらは知らぬ顔して、ダメを打つことになります。
(これは全然ルール違反ではありません)

無抵抗な死石(しにいし)を、
得意満面あるいは血相変えて殺しにくる様を
私は、上目遣いで、こみあげる笑いをこらえながら、
見続けることになります。

これとよく似たケースはほかにもあります。

まだ中盤ですが、
取られきっている石を生きていると思い込み、
うち進めていくことがよくあります。
これもあとで気がつくポカですが、
当の本人が気がつくまで、打ち進めることになります。

どんなに強くなっても、
こんなポカはあります。

単純なポカ、例えば

プロでも、コウダテを忘れて
すぐに取り返したり、
相手がまだうっていないのに
自分の番だと思ってうったりして、
大事な一局を落とすことがあるようです。

まあ、ポカや失敗には
アマ・プロの違いはなさそうですが、
大きな違いは、
同じ間違いを繰り返すかどうかですね。

*****

このようなハップニングは、
われわれの囲碁ではよくあると思います。
当事者が気がつかないだけで、
傍らで見ていると
かれらの錯覚がよく見えるものです。
岡目八目ですね。

さて、先の死石を殺すという行為は
囲碁では、違反ではありませんが、
殺した石を殺しに行くと、
その分自分の地が減ることになり、
戦利品を半分お返ししたことになりますね。

こんな話をしていると、
十年余前に日本でも上映された
「ダブル・ジェッパディ」という映画を思い出しますね。

Double Jeopardyというのは
ご存知の方も多いと思いますが、
英国法やアメリカ合衆国憲法でも、
禁じられていますね。
それらは、「二重処罰」の禁止です。
同一の犯罪で、二度有罪にはならない
というものです。

法律のことを持ち出すまでもなく、
死んで仏様になった人を中傷をしたり、
社会的な制裁を充分受けた元罪人に
メディアや社会が何度もなんども制裁を加えるというのは、
囲碁でなくてもわれわれがよく犯す恥ずかしい行為ですね。




「二重処刑の禁止」されど

(2013年11月7日(木) 12:36)

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この記事を書いたコーチ

アムステルダムで囲碁クラブを設立。世界各国で虜にした囲碁の魅力を貴方に

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金田つぐひこ (囲碁)

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