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初級ドイツ憲法①(文法じゃないよ、憲法だよ)

こんにちは、ドイツ語コーチの内藤です。

暑いですね。

日本では74回目の終戦の月を迎えています。
ドイツでは今年、『70/30』と謳いドイツ基本法(ドイツ憲法)制定から70年、ベルリンの壁崩壊から30年の記念を祝ってメディアでも様々な特集が組まれています。
せっかくなのでこの機会にドイツ憲法から初級ドイツ語の解説を( ̄∀ ̄)。
中級以上は得意のシリーズ化された際にでも(笑)。。

要らないか

さてそのドイツ基本法(ドイツ憲法)ですが、ここ数ヶ月、その成立の過程や現在に至るまでの経緯などについて調べる機会を得ていました。当時の西ドイツに憲法を必要とした背景、その成り立ちや、現在に至るまでの過程など実に興味深い話が詰まっていて、ドイツ基本法から現代ドイツへアプローチしてみると、普段私たちが知っていると思っているドイツの新たな横顔が浮かび上がってくるようで非常に新鮮でした。
さて、今回はそんなドイツ基本法から以下の文を見てみたいと思います。

Die Würde des Menschen ist unantastbar.

大抵のドイツ人が暗唱できる(?)、有名な一文です。
ちなみにドイツ憲法は、その成り立ちから憲法(Verfassung)と呼ばずに基本法GG(Grundgesetz)と呼ばれています。
上記はその基本法第1条第1項、「人間の尊厳は不可侵である」と記された部分です。

これを見て『男性弱変化名詞2格』(この場合des Menschenの部分)を即座に見つけて理解できた人はシリーズ第2弾へ進んでください(笑)。
この男性弱変化名詞の仲間にはPolizist, Artist, Junge, Kollegeなどがあります。男性弱変化名詞の特徴は、通常2格の語尾に-(e)sがつくところ、2格以降の語尾が-enになることでした。

またWürdeが、この基本法で使われているような威厳、尊厳、品位などの意味で使われる場合には複数形はありません。ところが、高官、高貴とされるポジションや役職などを意味する場合には複数形Würdenがあります。

さて、基本法第1条第1項には以下の文章が続きます。
Sie zu achten und zu schützen ist Verpflichtung aller staatlichen Gewalt.

夏休みですし、シリーズ化しそうなので(?)この文の読解は次回に持ち越したいと思います。
暑さ厳しい折、こんなことで楽しめるか微妙ですが、お付き合いくださると嬉しいです


 

(2019年8月12日(月) 15:15)

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この記事を書いたコーチ

15年間現地で生活。ネイティブ並みの発音と豊富な話題で、ドイツを満喫!

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