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こんにちは、コーチの内藤です。

皆さんの、外国語を学ぶ楽しみって何でしょうか
私の場合、外国語を学習する楽しさの一つに、その言語での言い回し、諺や格言などを調べてその背景を探ったり、日本語のそれと対比したりするというのがありました。

地味ですねー。

その魅力はやはり、短い慣用句の中に凝縮されたその国の文化や伝統を垣間見ることが出来ることです。
ゲーテを読むよりも取っつきやすく、また日常に根ざしたものが多く親しみやすいことも、楽しく地味に過ごせた要因かもしれません。
また、これが通訳に非常に役立つので実務的にも理にかなっていました。
通訳の時短テク(笑)です。

そこで今日は動物が出てくる二つの言い回しを見てみたいと思います。

- Krokodilstränen weinen (o. vergießen)

直訳すると、「ワニの涙を流す」ですが、「偽りの涙を流す」と言う意味です。
悲しみを装った嘘泣きです。
ワニは実際に、捕食中に涙を流すことがあるということからきた言い回しです。
自分が今食べている獲物の命に同情して泣いているわけではないので(言い切れるかとうかは別として)、これが偽りの涙の元になっています。
顎を大きく開けることによる刺激を受けての落涙であることがわかっています。

- Den Kopf in den Stand stecken.

直訳すると「頭を砂の中に突っ込む」ですが、「見て見ぬ振りをする」と言う意味です。
問題や危険を無視するということです。
この頭、実はダチョウの頭を指しています。
問題の先送りや危機的状況を直視しない政治や政治家の態度を表す
Vogel-Strauss Politik(ダチョウの政治、ダチョウの平和論)はその常套句になっています。
ちなみに、ダチョウは実際に危機が迫っても、またかくれんぼをしている時でさえ砂に頭を突っ込んで隠れたりしません

ワニの涙のように事実に基づいた言い回しもあれば、むかーしから言い伝えられていてそのまま科学的根拠はなくても流布しているものもあります。

ちなみに早口言葉も集めてました。
これは舌の運動と、一発芸にはなりますね(?)。
早口言葉は、Zungenbrecher(直訳: 舌折り、舌を折るもの)といいます。
まさに骨折りならぬ、舌折り損のくたびれ儲け。。

お後がよろしいようで

 

(2018年5月31日(木) 3:27)

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