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場の包容力

懐かしい地域の話だったので

ベルリンはクロイツベルグ地区のGörlitzer Parkに、警察と麻薬ディーラーの仲介役を務める民間の守衛を置いているという話です。

http://www.dw.com/de/berlin-ein-parkwächter-und-die-dealer/av-43751564

この公園の中は広々としていて、スケードボードや自転車でダイナミックに遊べる空間から、ヤギやウサギ、ポニーなどに触れられる小さな動物園もあり、よく子供達を連れて遊びに行きました。
色々な人種の人たちが、それぞれのカルチャーを持ち寄って、それぞれに憩う姿にちょっと西ドイツ地域では感じ得なかったディープさを感じたものです。
難民、セクシャルマイノリティー、非キリスト教徒が集い、麻薬売人の取引場の代名詞でもあるGörlitzer Park。
先進国からの観光客、留学生や大学生、子連れ家族が憩う西側の公園の多様性とはまた一味違うワイルド感。
Görlitzer Parkの魅力の一つは、この場の包括力とも言えます。

ここでは、
「ママ、これなんの匂い?」
「マリファナだよ(言うのか) 」
なんて会話が昼間っから幼児と成立します 。

ベルリンでは、何グラムまで合法的にマリファナを所持できると言っていたか聞き取れましたか?

以前、公園の守衛になるのに、生活保護を受けている人たちにこの役割を斡旋して収入の糧にするという案がありました。
これはフランクフルトを例にとった新聞記事でしたが、受給者のうち就業可能と位置付けられている人が約38%、そのうち実際には子育てや病気などで就業できない人が実に90%に昇り、残りの4%弱の中でさらにドイツ語が話せる事や、コミュニケーション能力を考慮すると実際にはこの仕事に従事できる人が全体の2%ちょっとしかいないと言う話。
とかく世間は物事を単純に考えるが、そう簡単な話ではない、という話でした。

ここに出てくる守衛のCengiz Demirci氏もそんな背景のうちの一人でしたか?

何はともあれ、匂いとともに(笑)思い出される場所の一つです。

 

(2018年5月22日(火) 10:35)

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この記事を書いたコーチ

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