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検定もやもや

日本やドイツで検定試験の学習していた頃からうすうす感じていたこのもやっとした感じ。。

最近、再び様々なドイツ語検定試験の各レベルの内容に目を通しているのですが、
再びこのもやもや感が私を襲ってきています(笑)。

まずこのドイツ語の検定試験ですが、日本のドイツ語学習者の場合、

- ドイツ語学文学振興会の独検
- Goethe Institutの試験
- TestDaF-Institutの試験

と大きく分けて3つの試験を受験する可能性があります。
それぞれのレベルや違いはここでは割愛しますが、どの試験にも共通して、

−文法
−会話
−長文読解
−聞き取り
−口述試験(レベルにより)

が課されています。

結論から申しますと、私のもやもやの原因は長文読解です。
正確に言うなら、
『長文読解の出題テーマ』にあります。

今、全てのドイツ語検定出題の機関を敵に廻しましたね

この長文読解に高い確率で入ってくるのが、ドイツ、もしくはヨーロッパの歴史・思想、あるいはキリスト教の素養のあることを前提とした出題文です。

フランス語検定など、他の言語の検定問題を知らないので、ここは是非他の言語の検定試験の内容についても知りたいところなのですが。ちなみに日本語を学習する人たちのための日本語能力検定には、一般教養や社会、ビジネスシーンからの出題がほどんどで、仏教も日本史も見当たりませんでしたが・・・それはそれで・・どうなのか

現地で私が思っていたのは、アジア圏(非キリスト教圏)の受験者は不利だなーってことです。

文中にScholastik とあれば即座にスコラ学(派)、Gerichtとあれば審判と置換できる頭の引き出し。検定は時間との勝負でもありますからね。時間かければどうにか・・では通用しません。

ヒンドゥー教の受験者は試験会場で、
やべぇ〜・・テーマがキリスト教。。
高等教育を受けなかった受験者は試験会場で、
やべぇ〜・・テーマがカント哲学。。
アフリカ、東南アジアの受験者は会場で、
やべぇ〜・・テーマがラテン語。。

というように出題テーマによっては、
非キリスト教圏か、高等教育を受けていないか、ラテン語の圧倒的な影響を受けているヨーロッパ以外の受験者が、まず「テーマにひるむ」という洗礼を受けます(笑)。

インターネットが発達したことにより、ドイツ語学習者のドイツ語へのアプローチは、アカデミックな限られた世界のドイツ語へのアプローチにとどまらず、今までにない多様性の広がりを見せているはずです。

明治時代、旧制高等学校で学習した懐かしさから、今一度腕試しにと、当時なかった検定試験を受けにきた天国からのエリート受験者だけではなく、
アジアのどこかの国で、高等教育を受けなかった若い子がYouTubeでたまたま見たドイツのアーティストのファンになり、Twitterなどで直接メッセージを送るためにドイツ語を学習したいリアルな受験者も想定して、

長文読解

つくってちょーだい

 

(2018年5月8日(火) 15:09)

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この記事を書いたコーチ

15年間現地で生活。ネイティブ並みの発音と豊富な話題で、ドイツを満喫!

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