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「ペギーダ」葉山は佐渡「ホーゲザ」よりましか?

とまあ、中高年しか分からないダジャレを思わず口にさせてしまうこの「ホーゲザ」、「ペギーダ」とは何か?タイトルでふざけてはみたが、実は、これはドイツの深刻な社会現象を現す言葉なのである。

ホーゲザ(HoGeSa)とは、" Hooligans gegen Salafisten"(ザラフィストに対抗するフーリガン)の略。ドイツ国内で勢力を伸ばしているザラフィストと呼ばれる超保守的なイスラーム主義者に対抗しようとするフーリガンの集団のことである。

フーリガン?本来、フーリガンとはサッカーの試合で暴言、暴行、破壊活動にいそしむ暴徒を指すが、そうした連中は、当然スタジアムへは立ち入り禁止となる。
行き場を失った彼らは、ネオナチを含む極右集団に取り込まれ、イスラームに対する人種差別的スローガンを叫びながら街頭で再び暴徒化する、というわけである。
実際、今年10月のケルンの街頭デモでは警察との相当規模の衝突事件へと発展した。

彼らは年齢層としては若め、皆、黒ずくめの衣服を着て、腕や胸にばっちりタトゥーを入れている者もおり、いかにも強面、威圧的だ。中指立てて取材メディアや警察を挑発する映像をよく目にする。まあ、わかりやすいと言えばわかりやすい人たちである。

ところが、最近、そんな「わかりやすい人」ではない、ふつうの人のように見える集団の反イスラーム運動が勢力を増してきた。それが「ペギーダ」。
「ペギーダ」(PEGIDA)とは、"Patriotische Europaeer gegen die Islamisierung des Abendlandes"(西洋のイスラーム化に反対する愛国的ヨーロッパ人)の略。
彼らは暴力的なデモはしない。参加者も老若男女、主婦もいれば子供もいて一般市民といった体である。
しかし、専門家によると、それは隠れ蓑で、実体はネオナチや極右政党のメンバーや支援者とのことだ。

だとしても、このデモは「ホーゲザ」よりましではないか?なにしろ「平和的」デモなんだから。いや、むしろこっちの方が、ある意味タチが悪いし不気味だ。

というのも、ヨーロッパ人(Europaeer)、西洋(Abendland)という言葉遣いで、ドイツナショナリズムから距離をとってますよ、的な雰囲気を醸し出してはいるが、それは「西洋文明対アラブ文明」という文明の衝突、さらに「キリスト教対イスラーム」の宗教戦争へと、「ホーゲザ」以上に対立と憎しみを大規模に煽り立てることになる、って思うからだ。

いずれにしてもこうした運動は、"multikulturelle Gesellschaft"(多文化社会)を目指すのを国是とするドイツ、さらにEUとしてはまことに困った事態ではある。
ドイツを訪れるわれわれ外国人としては、"Deutschland den Deutschen, Auslaender raus"(ドイツはドイツ人のもの、外国人は出て行け)という声の中、ドイツを旅するのは嫌だな。

 

(2014年12月7日(日) 23:11)

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若林明彦 (ドイツ語)

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