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語学の習い事フランス語教室神奈川 フランス語を学ぼう! スクールブログ 薔薇の名前

薔薇の名前

 薔薇の品種には様々の名前がついています。
 クウィーン・エリザベス、プリンセス・ダイアナ、カトリーヌ・ドヌーブ、といった高貴な女性、または美しい女優の名、あるいは土地の名前、などなど。
 その中にフランスの男の詩人の名のついた有名な薔薇があります。

 ピエール・ドゥ・ロンサール。16世紀の宮廷に使えた詩人です。彼には薔薇の詩がたくさんあり、それらはエレーヌ、カッサンドル、マリーという女性への恋の詩の中で歌われています。

 「・・・明日を待たずに 今日こそは摘め 命の薔薇を」、短い人生の心ときめく思いを、後に延ばしてはいけない、今こそがその時・・・そんな例えに薔薇が重要な役割を担っています。

 イギリスから王妃となってフランスに嫁ぎ、王の死によって再びイギリスへと帰り、最後はエリザベス一世によって処刑されたスコットランド女王メアリー・スチュアート、彼女が処刑台へと上る時に口づさんだと言われるのも、この詩人の詩でした。美しい曲がつけられ、今でも歌われています。

 ロンサールは最後は修道院で寂しく人生を終わりました。恋の詩は何一つ実ることなく、孤独のうちに亡くなりました。だからこそ彼の薔薇の詩の数々は胸を打つのかもしれません。

 黒澤明の『生きる』という傑作のワンシーン。死を宣告され余命いくばくもない主人公が、雪の降る真夜中の公園で一人ブランコに揺れながら歌います。
 
 「・・・命短し 恋せよ乙女 赤きくちびる褪せぬ間に・・・」
 
 薔薇の季節ももうすぐ終わります。美しいその花と香りを、ひと時楽しみ記憶の中に抱き込めたいと思います。
 ・・・Cueillez dès aujourd'hui les roses de la vie

薔薇の名前

(2013年5月20日(月) 6:49)

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この記事を書いたコーチ

講師歴20年以上。フランスの文学・歌曲にまつわるレッスンもおまかせ

フランス語を学ぼう!
山本紀志子 (フランス語)

有楽町・関内・石川町・山手・御茶ノ水

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