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フランス大統領選挙①・・・立候補するには?

今年は多くの国で選挙の年となっていますが、フランスでも大統領選挙が行われます。

その第1回投票が4月22日に迫ってきました。あと3週間ですね。各種世論調査の結果も報道されています。社会党のオランド候補(François Hollande:社会党・PS)がリードしていたのですが、ここにきて現職のサルコジ大統領(Nicolas Sarkozy:国民運動連合・UMP:正式立候補以降は、président-candidatあるいはprésident-sortantと表記されています)が猛追。大接戦となり、第1回投票ではトップに立ったという調査結果も増えています。

第1回の投票で過半数を獲得する候補者がいない場合(たいてい、そうですが)、2週間後に第1回投票での上位2名による決選投票が行われます。今回は5月6日。

間もなく行われるフランス大統領選挙について、ちょっと、概略をまとめてみましょう。

まず第1回目は、立候補(candidature)と有権者についてです(有権者は、électeurs、投票者はvotants、投票率は棄権率で、taux d’abstention)。

大統領になるには、まず、立候補しなければならない。当然ですね。議論好きで政治に関心の高いフランス人のこと、誰でも立候補していい、となったら、それこそ収拾がつかないほどの人数が立候補するのではないかと思ってしまいます。だからというわけではないのでしょうが、立候補するには主に以下のような条件があります。

立候補者(candidatが一般的ですが、繰り返しを避けたい場合はpostulantも:立候補するは、se présenter)
・フランス国籍を有すること
・18歳以上であること(2011年までは23歳以上でした)
・選挙人名簿に登録してあること
・500人以上の推薦を集めること

このうち厄介なのが、500人以上の推薦です。知人・友人、誰でもいいのなら簡単ですが、推薦人にも条件が付いています。

推薦(parrainages)
・上下両院議員(les députés et les sénateurs)
・地方自治体の首長(les maires)
・県議会、地域圏議会の議員(les conseilles généraux et les conseilles régionaux)
・フランス選出の欧州議会議員(les membres du Parlement européen élus en France)

こうした人たち500人以上の推薦をもらう必要があるのですが、誰が誰を推薦したかが公表されますので、自分の次の選挙を考えると、そういい加減に推薦はできない。ということで、推薦人集めに苦労する候補者も出てきます。

例えば、今回、極右・国民戦線のマリーヌ・ルペン党首(Marine Le Pen)ももしかすると立候補を断念するのではないかとも言われていましたが、最終的に滑り込みセーフで500人分の署名を集めることができました。一方、元首相のドミニク・ド・ビルパン(Dominique de Villepin)は立候補を断念せざるをえませんでした。

また、推薦人集めに先立って、政党の公認を受けたい人は、多くの場合、公認争いで勝利しなければなりません(「公認」はinvestiture、「公認する」はinvestir)。社会党やヨーロッパ・エコロジー・緑の党などでは、昨年、激しい公認争いが行われました。

さて、有権者ですが、
・フランス国籍を有すること
・投票日に18歳以上であること
・選挙人名簿に登録してあること
といった条件があります。フランスでは、18歳で成人扱いになりますから、選挙権、被選挙権とも、現在では18歳以上になっています(「投票する」は、voter、aller aux urnesなど)

こうした有権者を、日刊紙の『ル・モンド』(Le Monde)は、経済社会学、人口学、地理学の指標を基に4つのグループに分けています。

・la France métropolitaine aisée(大都市在住の富裕層:人口の25%)
・la France périphérique intégré(都市近郊や地方の富裕層:人口の11%)
・la France métropolitaine fragilisée(大都市周辺部の庶民・貧困層:人口の16%)
・la France périphérique fragilisée(都市近郊や地方の庶民・貧困層:人口の48%)

4番目のグループが人口が多いだけに選挙戦では重要なのではないかと思えてしまいますが、この層が最も棄権率が高いそうで、いずれの層にも目配りをする必要があるそうです。

さて、今年はどの候補者が有権者の支持を得ることになるのでしょうか。次回は、大統領の任期や権限、歴代の大統領などについて、第3回では500人の支持を集めた10人の立候補者について、そして4月23日に第1回投票(4月22日)の結果をご紹介しましょう・・・とは言うものの、もし変更があった場合は、ご容赦を。

 

(2012年4月2日(月) 20:22)

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この記事を書いたコーチ

大学で仏文専攻。海外駐在の後、パリに留学しソルボンヌの文明講座を修了

フランス語サエラ
大原健 (フランス語)

名古屋・栄・池下・覚王山・本山

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