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語学の習い事フランス語教室大阪 まりこば・どっとこむ・ふらんせーず スクールブログ 愛(ハート)は...

愛(ハート)は地球を救うんやろね。

こんばんは。

まりこば・どっとこむ・ふらんせーずのいしいたけしデス。


11月の大阪は今一つ冷え込むことなく、「紅葉もいつのことになるのやら…」な~んて思いつつ、忙しいながらもいつもと変わらぬ、のほほ~んとした日常生活を送っていました。


そんな中、


身内に不幸がありました。

「…。」

スクールブログでこのような書き出しは如何なものかとは思いますが、とりあえずもし宜しければ少しの間お付きあいいただけましたら幸いです。


今回は急な出来事で、訳あって身内のみの「家族葬」とし、バタバタと葬儀会社の方と打ち合わせをして進めていきました。

そんな中で、骨壺の大きさの話となりました。


「4号、6号、8号とごさいますが…。」

「喉仏は別にされますか?」


と、葬儀会社の担当さん。


「…。」

「うーん、どないなんやろ。」


とワタシ。


すると母は、


「そんなん小っちゃいのんにしとかな、いっぱいやし入れへんでぇ~。」


骨壺の大きさを決める基準としたのは…、

骨壺を納めるお墓の中の「空きスペース」に由るものでした。


当然と言えば当然ですね。


「そりゃ、お墓に入んなきゃ意味無いわなぁ~」


なんて話をしながら、ワタシはふと、フランスでのある出来事を思い出しました。



カフェ勤めの頃、ある常連のお客さんがいました。

彼の名は「アラン」。

彼は近くの市営墓地の管理職員でした。

フランスの墓地はほとんどが公営だそうです。

その頃日本でワタシの祖母が亡くなり、そんな話をアランにすると、彼は墓地の話をしてくれました。


この世にはいろいろな宗教がありますので一概にはいえませんが、ワタシのイメージしていた外国のお墓とは…、


芝生に覆われた広場のような墓地で、土を掘って白い布がかかった棺を穴の底に据えて、参列者たちは哀しみながら花を投げ入れ、上からスコップで土をかけ埋め戻す…。

アメリカの映画やドラマでよく見かけるあの光景。


そんな話をするとアランは、

「フランスの墓地にそんなゆとりはないよぉ~!」
「墓石の下は1段あたり55cmで3段式の収納部屋になってるんだぜ!」



「へぇ~!」

思わず感心してしまいました。



確かに、観光でパリのペールラシェーズ墓地やモンパルナス墓地に行ったことがありますが、思っていたようなゆとりは無く、

「これ、埋葬するときってどないすんねやろぉ?」

と思っていました。


「たいていの墓地は1区画1m×2mで3段か4段。田舎のほうだと4段の2列で1区画ってのもあるよ!」

とのこと。


火葬の骨壺なら、都心のお寺さんの敷地内にある60cm×60cmに満たない区画のウチのお墓であっても、

「ちょと寄せたら、まだお墓ん中に入るやん。」

てなもんですが、


フランスの墓地はそう簡単にはいかないようですね。

定員オーバーに気をつけないと、愛する人と同じお墓に入ることすら難しいということですね。




また、あるマダムのお客さんとお話をしていたときに、その方はご主人の最期に「火葬」を選択されて、お宅を訪ねた際にリビングの一角に、華やかなお花とご夫婦で映っている写真とともに、カラフルで美しい壺にお骨を入れて置いていました。

今でこそ火葬を選択する方が増えてきたとはいえ、当時の主流はやはり土葬だったので、このお客さんの選択はいささか珍しくもありました。


この方は、お墓に納骨や散骨をすることなくこの先もリビングに置いておくつもりだと言いました。

「土葬だとミイラにしない限り家に置いておけないけど、火葬だといつまでも彼のそばにいられるしね。」


まるで、「世界の中心で愛をさけぶ」のガラス瓶や、「鬼龍院花子の生涯」でのセルロイドのせっけん箱のように。

故人の分身を「カタチ」として持っておきたかったんですね。


いずれにしても、生前の姿形は失われども、ふと故人のコトを想い出すことにより「存在」がよみがえります。

あわただしく駆け抜けていく日々の生活の中で、危うく消え去ってしまう記憶を呼び起こすひとつのアイテムが、

お墓参りであったり、お骨の入ったリビングの壺だったりするんでしょう。



人はこの世から去っても、想い出してくれる人たちがいる間、存在は生き続けている。

想い出してくれる人たちがこの世から去った時、存在が失われ、それが本当の「死」である。



誰が言っていたかを忘れてしまいましたが、印象深い「コトバ」を思い出しました。



先月は「ちょっと非日常な」何とも切ない晩秋でした。




話は変わって…。


昨日今日と、フランスでは「 Telethon 2011 」が開催されています。

フランス版「24時間テレビ・愛は地球を救う」です。

100キロマラソン(!?)はありません。(笑)


時期を同じくして冬になると「 Les Restaurants du Coeur (ハート・レストラン)」も始まり、

こちらは差し詰め、フランス版「歳末助け合い運動」といったカンジです。


ホームレスや貧しい人たちを助けるボランティア活動で、特に「食事支援」に重きを置いています。

温かい食事を提供する。

イメージとしては大規模な「炊き出し」を国内のあちらこちらに拠点を置いて行うといった雰囲気です。


フランス滞在の頃、スーパーマーケットで買い物をして帰ろうとすると、出入口にハート・レストランのロゴが描かれた大きな箱が…。

その箱の中をのぞくと、中にはたくさんの食料品が入っていました。

買い物帰りのお客さんが、買ったばかりの食料品の中から1品や2品をその箱の中に入れていました。


食料品そのものの「寄付」でした。


何だか「現物主義」なカンジですが、レジ前の募金箱よりも分かりやすくとても効果的な感じがしました。

日本であれば、この箱の中に入っている食料品をかっさらっていくようなことも起こりそうですが…、

もし今でもこのシステムが残っているようであれば、とても素晴らしいことだと思います。


街中が肌寒くなりクリスマスの気配を感じ始めると何となくウキウキワクワクするのと同じくして、世の中では越冬に辛い思いをする人たちも居ることを知らされるフランスの12月ですね。



家の近くの子供服販売会社の本社には、ポインセチアの花が飾られていました。

さあ、Joyeux Noel から Saint-Sylvestre へ!


今月はみなさんも、「ちょっとワクワクな非日常」でね~!



さいごまでお読みいただきありがとうございました。(^-^)

take.

愛(ハート)は地球を救うんやろね。

(2011年12月3日(土) 18:05)

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この記事を書いたコーチ

フランスのカフェでギャルソン経験!日韓W杯や世界陸上などのスタッフも

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