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フランス式?アメリカ式?

棒針編みにはフランス式とアメリカ式という二つの編み方があります。
違いは編む糸をどちらの手に持つのかという点だけです。

左手に糸を張って持つのがフランス式、右手に糸を持って針にかけるのがアメリカ式です。

知らない人がこの二つの編み方をみたら、まったく違う手法で編んでいるように見えるかもしれません。
でも完成する編地は同じです。

私はアメリカ式で普段は編んでいます。
小学生のときからアメリカ式でしたから、編むスピードも速いし編地もきれいにできます。

しかしながら、私が感じるのはどうやら棒針編みはフランス式のほうが一般的というか、割合が多い気がします。
テレビなどで見かけるのはフランス式ばかりです。
私の編み物の先生もフランス式でした。

なので、なんとなく「フランス式も編めないとカッコ悪いのかなー・・・」と後ろめたい思いがあって、必死に練習しました。
アメリカ式ならあっという間にできるところを、わざわざ不慣れなフランス式で、しかも編地もうまくそろわない状態で練習したのでとてもストレスがたまりました。
結局、私の場合はアメリカ式のほうが早くきれいにできるので、普段はアメリカ式で編むことにしています。
私の先生も「うまくできる方で構わない。アメリカ式できれいにできるならそれで良いじゃない」と言ってくれたのです。

そんなこんなで、果たしてニット界で活躍されているニッターさんたちはどうなのかしら?と思っていたところ、私の大好きな三國万里子さんもアメリカ式だとおっしゃっていました。
三國さんはとても繊細でゴージャスな作品を編みだす方で、本を見ているだけでうっとりするニッターさんです。
私は毎年三國さんの作品を一つは編むことにしています。
三國さんがなぜアメリカ式なのかというと、「祖母にそう教わったから」だそう。
実は私も祖母にアメリカ式で教わった名残でずっとそうだったので、「同じだー!」と親近感を覚えてしまいました。

また、フェアアイルニットの配色のセンスがずば抜けて素晴らしい風工房さんは「糸のかけかたや針の持ち方もその人の快適な方法で良い」とおっしゃっていました。
一流のニッターさんたちの言葉にちょっと安心感をもらいました。
私はアメリカ式でこれからも編んでいこうと思います。

それでもフランス式で編みたい!という方にはしっかりフランス式でお教えしますのでご心配なく!ただ、フランス式の裏編みは初心者にはとても難易度が高いと思います。
なぜ基本であるメリヤス編みに必須の裏編みがこんなに大変なのだ?!とイライラします。
メリヤス編みはバランスが大切ですから、しっかり練習しないといけません。
棒針編みが難しいといわれる理由のひとつは、この裏編みの難しさだとさえ思うほどです。

しかし、メリヤス編みがうまくできるようになれば目の前にニットの世界がぱーっと広がりますよ。

 

(2014年8月7日(木) 20:59)

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