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右(または左。ピッキングする側の手)の手首はなるべく曲げずに弾きましょう


こんにちは。ベース講師の小磯です。

前回は、右手(左利きの方は左手)でのピッキング方法の使い分けについて説明しました。

今回はその繋がりで、もう少し右手のフォームについてポイントを解説してみたいと思います。

私のレッスンを受けに来られる方の中には、右手でピッキングする時、「手首を直角に曲げる」フォームが正しいと思っている人が結構いらっしゃいます。

より具体的には、右腕の肘と手首の真ん中くらい部分をボディにガッツリ乗せ(右手の重みがボディに乗っている感じ)、右手首はほぼ90度に曲げて弾くようなフォームです。
レッスンで椅子に座って弾くときは、特にこの特徴が出るのかもしれません。


こういう右手の使い方をする人は、初心者のみならず、ある程度いろいろ弾ける中級者以上の方にも多くいらっしゃいます。
特に、ストラップを短めにしてベースを高く構えるファンク、フュージョン系の方に多い印象です。(ロック系でベースの位置が低い人は自然と手首や腕全体が伸びる)



これ、私なりの仮説なのですが、ジャコやスタンリー・クラーク、マーカス・ミラーといったレジェンド級のベーシスト達が上記のようなフォームであることの影響である気がします。(かく言う私もマーカスをベースヒーローとして育ちましたので、以前手首は結構曲がっていました)


しかし実は、レジェンド達に僭越であることを重々承知のうえで申しますと、こういう手首曲げスタイルは、あまり効率が良いフォームとは言えません。

指弾きのときは手首がまっすぐに近い(/曲がっていない)方が少ない力で、速く指を動かせるのです。
これは人間の前腕の腱や筋肉のつくりによって決まっていることなので、個人差はありません。

トニー・グレイやヤネク・グヴィズダラ、アドリアン・フェローといったテクニカルな速弾きパッセージを得意とするベーシストたちを見ると、右手首が自然と伸び、極めてリラックスしたフォームで弾いていることがわかると思います。

肘より先はボディにうっすらと接しており、ベースを小脇に抱えるようなフォームですね。(末尾画像参照・・・)

彼らは速く・力強く弦を振動させるために、最適化した右手のフォームを身につけています。
上述したジャコも、速いフレーズを弾くときは上半身をかがめ、肘をボディより前に出すようにして、右手首がまっすぐになるようにしているのが、いろいろなライブ映像でも確認できます。


「何か速く弾けないな」

「すぐ疲れてしまうな」



と感じている方は、少しずつで良いので右手首を曲げる角度を緩やかにしてみてください。
明らかに楽に弾けるようになると思いますので。



もちろん、絶対的に正しいやり方があるとは言えません。

「俺は手首曲げるフォームがかっこいいと思うんじゃい!不利な面は根性でカバー!」

という考え方もあるでしょうし、否定はしませんが、無理をすると右手の腱鞘炎に繋がることもありますし、力んだりバテたりすると良いリズムを刻むのが難しくなります。


適切な演奏フォームを身につけることは、効率的な上達や怪我の予防において重要です。
また、ライブミュージシャンたるもの、演奏している時の見栄えにも意を用いたいものですね。

演奏フォームの矯正は、他のベーシストに見てもらってアドバイスをもらったり、自分で鏡をガン見しながら練習したりといった方法が有効です。

もちろん私のレッスンでも、フォームについてしっかりアドバイスさせていただきますよ。




それではまた。

右(または左。ピッキングする側の手)の手首はなるべく曲げずに弾きましょう

(2019年3月5日(火) 13:09)

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