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【Q&A】アポヤンドとアルアイレはどう使い分ける?

こんにちは。ベース講師の小磯です。

今回はまた、レッスン中に頂いた質問からピックアップした内容をお届けします。





質問:指弾きする際、アポヤンド奏法とアルアイレ奏法をどう使い分けるべきか?





馴染みの無い方のために一応補足しますと、指弾きには大きく分けて2つのピッキング方法があります。


①アポヤンド/レストストローク・・・弾いた後、指を隣の弦に当てて(寄りかからせて)止めるピッキング

②アルアイレ/フリーストローク・・・弾いた後、指を隣の弦に当てない(いわば空中で止める)ピッキング


です。

(本記事末尾の画像も参考にしてください)

もともとこれら2つはクラシックギターの奏法名らしく、少し変わった響きですよね。



さて、これらをベースに応用する際の使い分けルールですが、一言で言うと、


「90%アポヤンドでOK」


になるかと思います。


先生によっても少しずつ考え方が違うとは思うのですが、私からは、指弾きをしたい!という初心者の生徒さんに対しては、原則的にアポヤンドでのピッキングを覚えることをお勧めしています。

なぜならアポヤンド奏法には以下のようなメリットがあるからです。

1. (指を止める)隣の弦をミュートできる
2. (指を深く当ててストロークすることになるので、)比較的しっかりした発音になりやすい & 音のツブが揃いやすい
3. アポヤンドで右手を癖づけておくことで、レイキング(複数の弦をワンストロークで弾く省エネ奏法)をマスターしやすい


特に1.のメリットは大きいです。
ベースに限らず弦楽器をカッコよく演奏するうえで、弾いていない弦のミュートは至上命題ですが、アポヤンドを使うことにより、弾いている弦より1本低い側の方の弦は自動的にミュートできてしまいますから、これを使わないテは無いです。

例えば、2弦のどこかの音をアポヤンドで弾く状況を考えてみましょう。

2弦を弾く際、ストローク後に3弦で指が止まるため、3弦はミュートされますね。
この際、4弦に右手の親指を置いていれば、3弦・4弦が鳴ってしまうことは無くなりますから、目的の2弦だけを綺麗に鳴らすことができます。


ここで僭越ながら、私がベースを演奏している映像から、右手にフォーカスしてみましょう。
ちょうど右手のフォームが見やすいアングルの動画を発掘したので笑




いかがでしょうか?速いパッセージであっても、ストローク後はしっかりと隣の弦で指を止めていることが確認できるのではないでしょうか。


初心者の皆さんは、アポヤンドを基本としてピッキングを練習していくと良いでしょう。
ポイントは、なるべく指を根元から動かして振り抜くことですね。



では、アルアイレの使い所はどこなのか?

実は、隣の弦の音を止めてしまう(=ミュートしてしまう)というアポヤンドの特性が邪魔になる場面があります。

それは、ちょっとトートロジカルですが、隣の弦の音を鳴らしっぱなしにしておきたい時です。

例えば、2弦10フレットのC音を弾いた後、1弦9フレットのE音を弾いてC Majorの和音を表現したいとき。

1弦をアポヤンドで弾いてしまうと、隣の2弦で鳴っているCはとまってしまいます。

そんな時は、1弦のEを弾いた指は2弦に当てずに空中に"逃がして"あげると良いでしょう。

これがアルアイレです。

アルアイレの場合は第2関節くらいから指を動かして、弦に対する指の当て方はアポヤンドよりも気持ち浅めになります。
(でもしっかりした発音は犠牲にならないように!)

また、ダブルストップ、トリプルストップを弾く際も、アルアイレ的なピッキングを使います。




[まとめ]
・基本はアポヤンドを使う
・複数の弦を鳴らしっぱなしにしたい時だけアルアイレを使う



とはいえ、ここで紹介したのはあくまで私の考え方です。
ベースを弾くうえでの方法論はひとつでは無いことを忘れないでください。

それではまた。

【Q&A】アポヤンドとアルアイレはどう使い分ける?

(2019年3月3日(日) 15:17)

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