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【Q&A】指板の上の音階名は全部覚えた方が良いか?

こんにちは。ベース講師の小磯です。最近は少しずつ春めいてきましたね。

さて、先日レッスンをしていて、生徒さんから興味深い質問を頂いたので簡単な回答とともにここで共有します。

頂いた質問は、

「ベースの指板上の音階名は全て覚えた方が良いか?」

というものでした。

これに対する答えはもちろん、

「イエス」(できれば覚えたほうが良い)

なのですが、ギターに比べて弦の数が少ないベースといえど、ネックの上には20フレット×4本の弦で合計80個の"グリッド"があるわけで、これを全部BフラットだとかDフラットだとかの音名で把握していくのはなかなか大変です。

それに私自身も、「どの弦をおさえているか」×「どのフレットでおさえているか」で決まる音階名をいつも意識して弾いているわけではないことに気づきました。

ここでは、音階名をいちいち考えなくても曲が弾けてしまう、少しラクする方法をお伝えできればと思います。


まず、曲をバンドなりセッションで演奏していて、

Cm7

というコードが現れたとします。

※ここでは簡単のため、レギュラーチューニングの4弦ベースを使って、他の楽器の伴奏をしている状況を想定します。

ベースはアンサンブルの最低音を支える楽器ですので、死ぬ気でルートを押さえにいきます。

この場合、ルートはCなので、3弦の3フレットか4弦の8フレットのC(ド)を押さえに行きます。

(コードネームの読み方やルートといった用語がわからない方は別途調べてみて下さい!後々この辺りの注釈もしていきたいところですが。。。)

この時点では、指板上の音階名は意識しています。

ルートだけだとつまらないので次に、他に使える音を探しますが、まずはオクターブ上です。

この場合1弦の5フレットまたは2弦の10フレットが1オクターブ上のC(ド)に相当します。
低いCと交互に8分音符で弾けばディスコフレーズの完成です。

2弦&2フレット離れた音 = オクターブ上(下)

という関係はどこでも変わらないので覚えてしまいます。


次に5度の音を探します。

Cに対する5度の音は音階名でいうとG(ソ)なのですが、

ここでは

「Cの5度は、、、えーっと、、、G!」

「だから、Gを出せる4弦3フレットか2弦5フレットか3弦10フレットにいく!」

などという多段階的な考え方はしません。

「5度はルートから(フレットは同じで)1つ低い弦 or 2つ高いフレット&1つ高い弦」

というルートとの"位置関係"を参照して、何食わぬ顔で4弦3フレットないし2弦5フレットにスッといきます。

あくまで私の場合ですが、Gという音名が脳裏をよぎることはありません。(たぶん。。汗)


さらにこのコードはマイナーコードなので、マイナー3度の音が使えます。

これは音名でいうとE(ミ)フラットですが、これも5度の場合と同様、位置関係で覚えます。

「ルートから弦は同じ&3つ分高いフレット or 1つ高い弦&2つ分低いフレット」が、マイナー3度の音です。

ということを覚えていれば、全く音階名を考えずに、2弦1フレットや3弦6フレットに移動し、暗いコードをサウンドさせることができます。



ここまでくればもうわかりますね。
マイナー7度のBフラットも、音名ではなくルートとの位置関係で、3弦1フレットや1弦3フレットであると判断できます。


こうすることで、ルートが変わった場合(例えばBm7やF#m7が登場した場合)でも、位置関係で把握しているのでいちいち音名を考えなくて済みます。
ルートの場所が変わるだけで、マイナーセブンスコードであれば、すべてCm7と同じ運指のパターンを使ってベースラインを弾けます。


まとめますと、

・全部のフレットの音階名が瞬時に言えなくてもOK
・ルートは音階名で考える
・音名ではなく度数・インターバルの関係を把握しよう
・同じ度数の音は指板上で同じ形で現れる

ということです。

同じ度数の音が指板上に同じ形で現れる特性を使って演奏することは、ベースやギターなどの弦楽器の特権なので存分に活用していきましょう。


今回は若干込み入った話だったので、わかりづらい部分があったかもしれません。

詳細はレッスンでもお伝えできますので、是非お気軽にご連絡ください!

それではまた。

 

(2019年2月28日(木) 16:12)

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