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(中級者以上向け)アドリブ演奏をするうえで重要なたった1つのコツ

こんにちは。ベース講師の小磯です。

インフルエンザが流行っているようですが、皆さん元気に過ごされていますでしょうか?

私は1月はライブが続き、たくさんのお客さんの前で楽しく演奏させていただきました。

ライブでは、家で1人で練習している時とは違って色々なハプニングが起きます。演奏者としては、それを味方につけて、どんどんアドリブで演奏を展開していく面白さがあります。
お客さんとしても、録音物と違って、ライブでは二度と全く同じ演奏を聴くことはありません。そんな一期一会のミラクルに立ち会えるのが、ライブミュージックの魅力だと思います。

音楽や楽器演奏が好きなら、多くの人が自由自在にその場で新しいメロディ、ハーモニー、リズムを作り出していくことに憧れるのではないでしょうか。

さて、普段ベースレッスンを行なっている中でよく生徒さんから聞かれるのが、
「(既存曲やフレーズのコピーはできるのだが、)オリジナルのベースラインや、アドリブを考えようとすると何を弾いて良いのかわからなくなる」
といった質問です。

私は、これはいわゆる「創作の行き詰まり」(Writer's block)に近い症状なのではないかと思います。つまり小説家やエッセイストが白紙の原稿用紙に向かうと手が止まってしまう現象に近しいものです。

特に、音楽理論やテクニックについてよく勉強している人ほどこのような症状が見られるように感じます。
最近ではオンラインでも様々な教材が手に入りますし、音楽や楽器演奏を学ぶ人にとっては、アドリブ演奏に向けたアプローチについて、膨大な情報が溢れかえっている状態です。
ブルーススケール、ガイドトーン、ペンタトニック、エンクロージャー(囲い込み)、小節を跨いだフレージング、リズム外し、トライアドペア、トライトーンサブスティテューションなど、パッと思いつくだけでもアドリブについて巷で語られる方法論は枚挙に暇がありません。

カッコいいアドリブ演奏がしたい!と思っている人たちにとって、こうした方法論についての情報の氾濫が混乱を招いているのは間違い無いと思います。
あれもこれもとアイデアを取り入れようとすると、かえって手が止まってしまうものです。(私もかつてはそうでした・・・)




ではどうしたらよいのか?


アドリブ初心者がこうした混乱状態を打ち破るためのシンプルな技術をお伝えしましょう。



一言で表すと

「制約」

です。




アドリブする時、"演奏してもOK"なことに制約/縛りを設けてみてください。
自分ルールのような感じですね。

例えば、特定のリズムパターンに縛ってもよいですし、特定のコードトーンでも、フレーズの間の休符の長さでもよいです。

ポイントは、制約を設けたら徹底してそれを守ることです。
自分に厳しくなってください笑


例えば絵を描くときでも、線を描く色を決めなければアイデアは形になりませんよね?

この自分ルールアプローチは特に、1人で自室なりスタジオで練習している時に重要です。
何の考えもなくダラダラと弾いている時間は、間違いなく上達の妨げになります。変な手癖がついたら元に戻るのは大変ですし。

そしてバンドやセッションで演奏している時も、はっきりと定まった意図(制約)を持つことで、どんどんフレーズが思いつくようになります。

ひとつ、今すぐできる簡単な練習を紹介します。

・目を閉じて、10種類の食品を思い浮かべてください。
・次に、別の10種類の食品を思い浮かべてください。ただし、冷蔵庫の中にありそうな食べ物に限ります。
・さらに、別の10種類の食品を思い浮かべます。このときは、冷蔵庫の中にありそうでかつ、液体であるものに限ります。(例えばジュース、牛乳、ポン酢など)

どうでしょうか?
範囲を狭めていくことで、アイデアを思いつくスピードが上がることを体感できるのではないでしょうか。

このアプローチは他の領域でも応用がききます。

初対面の人との会話でも、「最初はその人が着ている服について話す」という自分ルールを設定するとか。
こんな風に戦略的に考えてコミュニケーションするのは奇妙に思われるかもしれませんが、実践してみると気まずい沈黙は起こらなくなります。

最後は少し余談になってしまいました。

とにかく、音楽から学べることは多いです。

それではまた。

(中級者以上向け)アドリブ演奏をするうえで重要なたった1つのコツ

(2019年1月29日(火) 17:49)

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