始めまして。レッスンコーチの鈴木悠平です。

今日はあいさつがてら、私がどのようなコンセプトでどのようなレッスンをするのか書いてみたいと思います。



突然ですが、自分のドラムについて言われて嬉しかったこと、または言われたら嬉しいだろうなということはなんでしょう？

単純に「うまいね！」「すごく練習してるね！」「かっこいいね！」とか言われたら、そりゃどの方も嬉しいでしょう。私も同じです。

しかし、私がこれまでドラムを叩いてきて、最も言われて嬉しかったことは「やっぱりお前じゃないとダメだ」「このバンドにはお前が必要だ」です。


これは本当に嬉しかった…お金にならなくても続けたいとも思えました。


実際のところ世の中には上手いドラマーはたくさんいます。しかし技術ではない部分、しかもあなただけしか持ってない何かを必要としてくれる人がいるとしたらどうでしょう？もしかしたらそういったことは、どの分野でも嬉しいことではないでしょうか。


断言しますが、技術はさほど重要なことではありません。それより趣味でもプロ志向でも、いずれ本当に気の合うバンド仲間ができたとき「お前がドラムでよかった」と言われることを目標にしてほしいと思います。仮に複雑なフレーズが叩けなくても、あなただけのグルーヴ、間の取り方、キャラがあればあなたはベストドラマーです！




ではどうしたらそういうキャラのようなものを確立することができると思いますか？


私はこれが1番難しい、永遠の課題だと思います。なぜなら、誰も教えてくれる人がいないからです。

誰でもなく自分のことです。なので自分でしか見つけるしかありません。私のレッスンもこればかりは教えることができません。

なので、自分自身が1番の師匠になってください。自分自身でたくさんのことを学び、何が自分なのか、たくさんのことを大いに楽しんでください。

それを見つける場所は音楽だけではありません。仕事かもしれませんし、美術、映画、小説、落語、演劇、あるいは社会情勢、数学、化学、世間話、恋愛かも知れません。どこにどんな感動があるかわかりません。

なので是非、ドラム以外のことも学んで楽しんでください。そしてそれを自分の持ち味に変えて、ドラムを叩き音楽をしてください。

私はそんな生徒さんのバックアップができればと思っております。結論ではなく、できるだけ多くのヒントとその人を表現するための技術をお教えし、私も同時にその姿をみて学べたらと思っております。

最大限サポートできるように頑張らせていただきます。