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楽譜は意外といい加減?

※初心者の方はブログを最初からじっくり読んでみてください。


楽譜は絶対?」では「ドラムの楽譜には抜け落ちている情報が結構あり『絶対』ではない」という話を書きました。


今回はさらに踏み込んで「絶対」どころかドラムの楽譜は結構いい加減という話をします。


「えっ?ちゃんと書いてあると思うけど、どの辺がいい加減なの?」

と思うでしょ。

では説明していきますね。

そもそもですね...


ドラムセットって100人いたら100人セッティングが違うんですよ。


使っている機材もそのセッティングの仕方もチューニングもバラバラ。

にもかかわらず共通の楽譜で演奏させようってのはかなり乱暴だと思いませんか。

これがピアノみたいに楽器としてほぼ統一されているものならいいです。

真ん中のドは真ん中のド。どんなピアノもこれは同じです。鍵盤の数も76鍵、88鍵あたりが一般的。

これなら共通の楽譜で演奏することは出来るでしょう。

ですがドラムセットは前述の通り人によってセットが異なるので結果的に「とりあえずこんな感じ」という譜面に落ち着くしかないのです。


①タムの表記は適当

タムは通常スネアの音程の上、下のあたりに書くのが通例となっていますが、「ここの音程の位置に書いてあるから10インチのタム」というような指定はありません(っていうか出来ません)。

タムをたくさん並べているドラマーもいれば1タムのドラマーもいます。

そして人によってスネアのすぐ上に12インチのタムをセッティングしている人もいれば10インチや13インチのタムが来る人もいます。

また10インチのタムをローピッチでチューニングしている人もいれば13インチのタムをハイピッチでチューニングしている人もいます。

セッティングやチューニングがこれだけ違うのですから「タカドン」というフレーズ一つとってもドラマーによって叩き方は千差万別。

それを譜面に書くとなるとどうしても「だいたいこう書いておけば正解に近いだろう(大きな間違いはないだろう)」という書き方になります。

当然市販の楽譜もそういった常識的な判断にもとづいてタムの記譜をしていると思います。

普通は楽譜を信じて自分のドラムセットに当てはめて叩けば大体上手くいきますが、どうしても時々適切でない表記に遭遇することがあると思います。

ですので「タムの音程の表記はあてにならないことがある」ということは覚えておいてください。


②音の長さは適当

ドラムは音の長さをコントロール出来ない楽器です。

音を自分の意志でコントロール出来るのはハイハットのオープンの長さやシンバルミュートによってシンバルのサステインを止める場合くらい。

それ以外はこちらの意図に関係なく一定の長さの音が鳴ります。

ドラムの楽譜はそのドラムの特性を逆手にとって見やすさを優先して書かれていることが多いです。

例えばスネアの場合(下図(1))。

すごくサステインが短いタイトな音のスネアを拍に合わせて打ったとすると実際には上の譜面のような演奏になります。

けれど表記上は下のように記譜されることがほとんどです。その方が見やすいですから。


またタムなどは、叩いた後のサステイン(余韻)がドーンと伸びてしまうのでどんなに音を短く切りたくても聴こえてくる音としてはドーンと伸びた音になってしまいます(下図(2)の左)。

けれど譜面を書く人が「あくまでここは音を短く切るイメージ」だと思えば短い音符に休符を加えて書きます(下図(2)の右)。


要するに実際に鳴る音よりも「見やすさ」と「イメージ」が優先されます。


③譜面で表現出来ない

バーナード・パーティーやジェフ・ポーカロのゴーストノートのように「ドラマーが感性(センス)に任せて気ままに入れる装飾音」は譜面には非常に書きづらいです。

全部を忠実に譜面に書くととてもゴチャゴチャした見た目になり、譜面としての役割を果たせません。

かと言って何も書かなければドラマーはゴーストノート無しの演奏をしてしまって、それも原曲の雰囲気が出せません。

仕方ないので欄外に「ghost noteを入れて」みたいなメモを書いてあとはドラマーのセンスに任せたりします。


④物理的に書き切れない

例えばマイク・マンジーニのドラムプレイを五線紙で書けと言われても無理です。

叩くパーツが多過ぎて書き切れません。(バスドラムが4個、ハイハットも4つ、ライドが2枚、その他シンバル類だけでも膨大な数な上にタムが自分の正面から左右に分かれてセットされ、頭の上にはキャノンタムが配置され、エレドラのパッドも複数枚というモンスターセットです)

彼のプレイを忠実に記譜しようとしたら、不可能ではないとしてももの凄く込み入った読みにくい譜面になってしまってもはや楽譜の意味をなさないでしょう。



主な例を4つほど挙げましたが、要するにドラムの楽譜なんていい加減なところがあるんだからあまり細かい部分は気にせず自分の耳を信じて音符そのものよりもフィーリングやニュアンスを近づける努力をした方が、実は原曲に近い雰囲気になる、と覚えておいてください。


楽譜は意外といい加減?楽譜は意外といい加減?

(2015年3月20日(金) 8:31)

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この記事を書いたコーチ

プロ歴24年、影山ヒロノブほかサポート多数!弱点克服の指導に定評あり

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