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某大御所ギタリストの方の嘆き2

前回からのつづきです。

先生がホワイトボードに書いた譜面を生徒が手書きで写さずに写メを取ったことで、先生がガックリきた話。

別に「俺たちの時代は苦労して手書きで書き写したもんだ。今時の若いヤツは楽をしやがって...」と怒っているわけではないんです。

テクノロジーを使って手間を省くこと自体は別に良いです。我々だってパソコンやインターネットの多大な恩恵にあずかっています。

そうではなくて撮影で済ませてはいけない場面で写真を撮ったことが問題なのです。

つまり彼ら学生が「手で書き写すことに意味がある」ということに全く気付いていないという事実にガックリきたんですね。

「手書きに何の意味があるの?」
「手軽に撮影できるツールがあるんだから活用した方がいいじゃん」

と感じる方もいるかも知れません。

※そういう人は私のブログの「省いていい手間 悪い手間」というタイトルの文章を合わせて読んでみてください。(https://cyta.jp/drum/b/39124)


我々ミュージシャンにとって譜面を読み書きするスキルというのは生命線とも言えます。(デニス・チェインバースくらいスーパードラマーだったら譜面に弱くても世界中からオファーがあるでしょうが、そうでない人は是非譜面にも強くなってください)

今回紹介したケースでは生徒さん達は先生が言うとおり五線紙に手書きでコード進行を書き写すべきでした。もっと言えば先生が言う前に自発的に五線紙に譜面を書き写しておくのが普通です。

だって学校だったら先生が黒板に書いたことはノートに書き写しますよね。なんで音楽スクールだとこれをやらなくなってしまうんでしょう。


話を元に戻しますが...

譜面を手書きすると譜面を読むスキル、書くスキル両方が鍛えられます。さらに脳への定着度合も俄然高まります。

私もアニソンの現場にいた時にトータル600曲くらい譜面を手書きしましたが、そりゃもう劇的に読めるようになりましたし、書けるようになりましたよ。

子供の頃ピアノを弾いていたので元々譜面はそれほど弱い方ではありませんでしたが、それでもスキルは格段にアップしたことを実感しています。


先生がレッスンでいろいろなフレーズやコード進行を紹介してくれて、譜面をわざわざ書いてくれたのに撮影するだけで終わりにしてしまう…

それだと譜面の持つ表面的な情報を得るだけに留まりその先へ続いていかないんです。

なんてもったいないことでしょう。

手で書き写すという作業を通してさまざまなスキルが身に付きミュージシャンとしてグンと成長するのに、みすみすそのチャンスを放棄してしまうなんて。


みなさんはそういうことの無いように言われなくてもどんどん譜面を書いていきましょう。

 

(2014年10月10日(金) 11:58)

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この記事を書いたコーチ

プロ歴24年、影山ヒロノブほかサポート多数!弱点克服の指導に定評あり

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TAKIMOTOYOU (ドラム)

高田馬場・池袋・秋葉原・水道橋・北千住・松戸

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