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グリップは変化するのが当たり前(五七五)

スティックにはいろいろな持ち方があってフレンチグリップ、アメリカングリップ、ジャーマングリップなどの種別があります。またマーチングなどから派生したレギュラーグリップ(トラディショナルグリップ、コンベンショナルグリップ)もあります。

どの持ち方が正しいということはなく、世界中のトップドラマーを見てもいろいろな持ち方の人がいますので普段の練習では自分に合ったグリップでフレーズ練習などをしていただければ結構です。

※各グリップについてはネットで調べてみてください


ですが・・・


どんなグリップでもいいとは言いましたが一点だけ覚えておいて欲しいことがあります。

それは「どのグリップも万能ではない」ということ。

なぜここを強調するかというと初心者の人は「なんでもかんでも一つのグリップで押し通してしまう」ケースが非常に多いんです。

スネアをだけを叩くならまだしも、タム、フロアタム、シンバルと叩くパーツや位置が変わっているにも関わらず同じグリップをキープして叩こうとする人、本当によく見かけます。

これは体に無理がかかり不自然な動きを強制されることになりますのでどんなに練習してもスムーズに叩けるようにはなりません。


もっと具体的に説明します。

普段ジャーマングリップをメインのグリップとしている人がフロアタムをそのままジャーマングリップで叩こうと思ったら非常に窮屈に感じるはずです。右肘をかなり後ろに引くか手首を体から離れた位置に持って行かなければ打てません。

このフォームは非常に不自然だしとても叩きにくいと思うんですが、このようにして叩いている人を結構見かけます。

ライドシンバルのレガートも同じ。シンバルの手前部分を叩くのにジャーマンのまま叩くというのはかなり手首に無理がかかります。にもかかわらずそのままライドを叩く…

やはり初心者に多いです。


ではどうすればいいのか。


答えは簡単。


フロアタム(ライドシンバル)を叩く時だけグリップをフレンチにしてしまえばいいんです。

「えっ?グリップを変えてしまっていいの?基本はジャーマングリップって教わったんですけど…」

はい、変えていいんです。基本はあくまで基本。普段は主にジャーマングリップでストローク練習などをやる。それは別にいいです。ただ基本があるということは必ず応用とか例外とかも存在します。

叩くパーツが変わり、叩く位置が変わればそれに合わせてグリップも変化することが自然なのです。

むしろ場面場面で積極的に適切なグリップに変化させることを心掛けてください。それはスムーズな演奏をする上でとても大切なことです。

一流ミュージシャン達の動きがあれほどまでに美しいのは、体にとって自然な形で無理なく演奏出来ているからなんです。当然グリップも(外から見ていては分からないこともありますが)、その時々で細かく変化させて調整しています。


自分の動きが何かぎこちないなと思ったら、是非今一度グリップが適切か、そして体に無理がかかっていないかの確認をしてみてください。

また練習の際は自分のメインのグリップだけではなく、他のグリップも並行して練習をするような習慣を付けて下さい。必ず役に立ちます。


では頑張って^^


■追記1

図を添付したので参考のために見てください。

各グリップによってスティックを構えた時のアングルは異なるのですが、よく「グリップはジャーマンなのにスティックはフレンチグリップのアングル(角度)で構えている人」がいます。

これは手首に大きな負担がかかるので、

グリップを優先するならスティックのアングルを変更
スティックのアングルを優先するならグリップを変更

するなどして改善するようにしましょう。


■追記2

「適切なグリップで叩いているけれど練習がまだ十分ではないために上手く叩けない」ケースがあります。

これを判別するのは初心者には無理なので講師の先生にチェックしてもらいましょう。

グリップは変化するのが当たり前(五七五)

(2014年4月16日(水) 11:43)

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この記事を書いたコーチ

プロ歴24年、影山ヒロノブほかサポート多数!弱点克服の指導に定評あり

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TAKIMOTOYOU (ドラム)

高田馬場・池袋・秋葉原・水道橋・北千住・松戸

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