前回はとりあえずなんでもいいから音をだして楽しめばいいといった内容で書きましたが、初めのうちはそれで全然かまわないと思います。まずはドラムを好きになってください!
そして、やっていくうちにただ楽しいだけじゃなくより良いドラマーになるってことを考えるようになると思いますが、良いドラマーってなんでしょう?
早いビートや手数の多いフィルを叩けるドラマーでしょうか?
もちろんそういうのも要素のひとつではあるのですが
そればっかりにとらわれて自分がどういった音を出しているかに注意を払えていないアマチュアドラマーというのは結構多いように思えます。
どんな風にでもたたけば音が出る楽器であるがゆえにオンかオフだけの区別で叩いてしまいがちですが、ドラム・・・というより楽器全般に言えることですが、強弱や音質の違いにも気を配れるようになるとレベルアップにつながると思います。
両手のバランスやそれぞれの太鼓やシンバル間のバランス、どこを叩くのか、そしてどこで叩くのか、ハイハットなら開き具合etc...とあげていけばきりがなく、
おそらくドラマーである限り一生考え続けなければならない部分だとは思いますが、
ある程度慣れてきたらぜひそういうところにも注意してみてください。
レッスンではもちろんそう部分もレベルに応じてピックアップしていきたいと思います。
(2011年1月30日(日) 19:58)