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作曲講座「絶対音感?相対音感?」

作曲とはあまり関係ないかもしれませんが、
音感についてのお話を少し書いてみます。

みなさんは「絶対音感」という言葉を聴いたことがあるかもしれません。

絶対音感とは音を聞いたときにその音の高さがはっきりとわかる能力です。
ピアノで弾いた一音の音名を答えたり、中には机をたたいた時の音名がわかるという
方までいらっしゃるようです。

こういう風に聴くととても便利ですごい才能のように思われるかもしれません。

しかし、こと作曲に関してはこの絶対音感はそんな憧れるほどの能力ではないよ、
ということを書いて行こうと思います。


私の周りにも絶対音感を持つ人は数名います。
音楽を専攻していると、幼少からの訓練でそういった音感を獲得された方が結構多いのです。

しかしそういう方々に話を伺ってみると、皆それぞれ異なる能力だということがわかります。

ある人はピアノの音は全部音名で聞こえるが、歌になると全くわからないとか、
ドレミファソラシドは完璧にわかるけど♯や♭が付く音になるとわからないとか、
ある一音に関しては絶対に聞き分けることができる、などなどです。

ここで音名とはなにかということをお話しておきましょう。

国際基準で440Hz = A ということが決まっています。
これは1秒間に440回の振動が起こったきに発生する音の高さがA(ラ)ですよ、という意味。

音の高さというのは、この振動の回数によって変わってきます。

例えば2倍の880回振動すると1オクターブ上のAが出ますし、
1/2倍の220回だと1オクターブ下のAが出ます。

そして440に2の1/12乗をかけると、その間の音程の周波数が出てきます。

などとよくわからないことを書いていますが、

いわゆる音高とは数値ではっきり決まったものなのです。

では、例えばC(ド)261.63Hzがあったとして、
264.00HzはCでしょうか?それとも??

実は、これは正確なCでもありえるし、音痴なCでもあり得るのです。



どういうことだ??



実は上の261.63Hzというのは平均律における正確なC
下の264.00Hzというのは純正律における正確なCなのです

平均律?純正律?


これはAを440としたときの他の音程の導きだし方(調律の仕方)の違いなのです。


最初書いた2の1/12乗をかけて作られるのは平均律と言われるもの。

そうではなく、
440を単純な比として音程を創る方法が純正律です。

440かける2 = 880(A)
440かける3/2 = 660(G)
440かける5/4 =550(E)

として、あとはこれを積み重ねるように比で算出した音律が純正律です。


実は世界には様々な調律が存在し、それは時代やジャンルによって異なります。

さらに・・・・


このA = 440Hzというのも近年制定されたものであり、
クラシックの時代には全然違っていたようです。

ということで、絶対音感が感じている音名は、たいていの場合平均律に限られる。

そして音楽をやっているとわかるのですが、
平均律が平均律として完璧にふるまえる楽器はピアノぐらいなのです。


管楽器などをやっているとよく純正律が現れます。

これはなぜかというと、純正律の響きのほうが音がよく調和するためです。

そのためここで平均律の絶対音感を持つ人は、
平均律ではない、純正律の調和に対し、どこか違和感を抱くことになるのです。


私の周りにいる絶対音感を持つ方々は、やはりここが一番のネックだと語っています。


自分が感じる音と、楽譜に書いてある音が違うことも多々ある上、
そのほうが響きとしては美しく、求められてしまうとなると、
絶対音感なのに音痴という酷くもったいない状況になってしまうのです。


ここで本当に音楽を勉強している人たちはどうするかというと、

相対音感という力を発達させます。


相対音感とは、ある音を基準にしたときの音程を
正確にとらえることができる能力です。



これは絶対音感ほどの熟練は必要ありません。

音楽をやっているとみな自然につく力なのです。


ドーーーと歌う上にミーーーー、ソーーーーときれいに乗せられる力、

これが相対音感です。


もしこのドーーーという歌が、
全然違う音程から始めても、


綺麗にドミソという明るい響きを創ることができる。


よくカラオケで歌っている最中にキーを上げたり、下げたりします。
このとき即座にそのキーに歌い直せる人と、
キーが変わっても歌を上げたり下げたりできずにそのまま歌ってしまう人がいます。

相対音感があれば、伴奏と旋律の兼ね合いをすぐに感じ取って、
キーを変えて歌うことができます。


そう、絶対音感とはパッと見便利ではあるのです。
なんたってすぐに楽譜が書けるし、すぐに音名がわかるとなると
情報の処理が速い。

しかし、本当の音楽家に必要なのは、
絶対音感以上に、相対音感なのです。


そして、相対音感はどんなに年をとっても手に入れられる力であり、
相対音感が強くなれば、最終的に絶対音感とさほど変わらぬ精度で
音を聞き分け、扱うことができるようになるのです。


音感がないと音楽ができないなんてことはないのです。

音感は育ちます。そして望めば望むだけ、音楽はあなたに近寄ってくるはずです。

 

(2014年5月8日(木) 20:34)

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この記事を書いたコーチ

大学院で音楽教育を専修。基礎の基礎~DTMでの作曲まで、納得のレッスン

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吉田亮太 (作曲・編曲)

東静岡・静岡・焼津・藤枝・菊川・ジヤトコ前(ジヤトコ1地区前)・新静岡・古庄・御門台

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