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漫画家志望さんが全員おろそかにしていること【プロット】

生徒さんを見ていて、
全員に足りないと思うことは、
漫画を描く前に決めなきゃいけないことを決めきってない、
ということです。

決めなきゃいけないことはなにか。
それは「プロット」と「キャラ設定」です。
今回は「プロット」について説明しましょう。


プロットはネームに入る前に決める様々なことです。
プロットは、ストーリーあらすじ、世界設定、世界観、テーマなどを細かく決める作業です。
ここが定まっていないともやっとしたネームになってしまうのです。
生徒さんでこれが完璧に作れていた人は1人もいませんでした。
こまかく説明していきましょう。


プロットはプロット表に書き込んでいきます。
画像にあるようなシートです。


・キャラ
まずは登場キャラをすべて書き出します。
ざっと役割を書きます。
ここでこのキャラ本当にいるのかなとか、もっと違う性格にしたほうがおもしろいんじゃないかなど練ります。

・ストーリーあらすじ
主なストーリーの流れを書きます。
盛り上がりがあるか、共感してもらえるかなど練ります。


・世界設定
現代か、リアルな世界か、近未来か、昔か、特殊能力が使える世界か、誰が支配しているかなどを書いていきます。
ここがもやっとしていると、アイデアにも影響します。
不自然だと読者も入り込めません。


・世界観
ポップな世界、ギャグの世界、ほのぼの日常系、荒廃していて絶望感に満ちている世界、明るいけどバトルが多い世界、現代だけど人間離れした力がおもしろい世界など。
ストーリーやキャラにも影響するので、合わせて練る必要があります。


・テーマ
友情を描きたい、努力の素晴らしさを描きたい、人情コメディを描きたい、とにかく笑わせたい、女子を萌えさせたい、とにかくかっこいいバトルを見せたい、など。
常にネームを描くときにテーマを見返しながら描かないと、描きたいことがぶれやすいです。


・目標
今回の漫画で自分に課すハードルです。
絵を頑張りたい、背景をきれいに描きたい、セリフにこだわりたい、構成に気をつけたい、特殊能力をかっこよく描きたい、ギャグの質を上げたいなど。
こいつを設定したほうが成長は早いです。


・オリジナリティ
ほかの漫画と比べて自分の漫画がどう違うか、オリジナリティある部分はどこかを意識します。
ジャンプの漫画賞でたまごさんが一番弱い項目は「オリジナリティ」です。
編集の立場からしたら、オリジナリティがない作品は連載に持って行きたいとおもわないですよね。
オリジナリティが書けないうちはネームに行ってはいけません!
そのまま完成させても賞は取れませんよ。


これらのはっきり意識して決めるために、
プロット表を作ってすべてかっちり固めてからネームに移りましょう。

漫画家志望さんが全員おろそかにしていること【プロット】

(2016年8月28日(日) 2:56)

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