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語学の習い事中国語教室東京 李君の中国語レッスン スクールブログ 約一年半前のエ...

約一年半前のエッセイ(下)です

 三
「But if my life is for rent
and I don't learn to buy
Well I deserve nothing more than I get
Cause nothing I have is truly mine」
これは僕の携帯メロディだ。起こさせられて、しようがなく目をこすって、携帯を出った。
あれ?店からの電話?
やばい、これで一つしか証明していない。それは、僕が寝坊した。
「もしもし、李です」
「もしもし、李君なの?今どこ?」
「あはは、悪い、今すぐ行く、また十五分後」
「ったく、はやくね」
飛ぶようにはやく起きって、着替えて洗面し口を漱いだ。よかったのは、店までそんなに遠くない。
でも朝ごはんは間違いなく食べられないかなぁ、悲劇だ。
今の電話、もちろん店長がかけたんではない。だから僕はそんなに遠慮しなかった。早く店へ来るよう催促したのは店のマネージャー、雪村理絵という女の子。僕より一歳年下、四年前店に入って、一年前マネージャーになった。けっこうかわいい子で、店で誰ともよく付き合っている。
一歳年下けど、彼女も大学四年生になった。しかしこれはしょうがない。高校卒業してから国で何もしなくて一年過ぎた。その後二年間日本語学校で日本語を学んだ。だから僕が大学に入るところ、彼女はそろそろ大学から卒業だ。
「珍しいよ、李君は遅れるなんて」
「あぁ、昨日、寝るのは、ちょっと遅かった、ごめん」僕はタイムカードを押しながら返事した。
「今日店長がいなくてよかったよね」笑いながら、彼女が言った。目を細めて、小さなえくぼが二つ出てきた。
「かわいいじゃん……」僕は囁いた。
「何?」
「……いや、別に……」
「うそ、なんか言ったじゃん。聞こえたよ、かわいいって、ありがとう」
「言ってないは言ってない、君、恥ずかしくないかい?」
「なんて恥ずかしいの?真実だから」
「まあいいや、僕の負け。」仕方なく僕が言った。
「なんて早く寝なかったの?」
「なんてお前に報告するの?」
「いいから、関心があると思っていいよ」
「本当なら感動するよ。実は昨夜アニメを見ていた。夏目友人帳、第二季13話一気に見ちゃった」
「ええ?昨夜?放送したの?」
「ううん、インタネットーで見た」
「いいなぁ……理絵も見たいなぁ」
「いいよ、いつか家へ見に来ていいから」
「いかない、危ない、危なすぎ」
「お前……」
これは僕と理絵の共通点。漫画とアニメが好きなところ。特に理絵、いつも威張って自分はお宅だと言っている。漫画家になる、とは言ったこともある
「あたしは、漫画王になる女だ」何度も、僕にこう言っていた。
「だから、ワンピースのセリフを勝手に改竄しないてよ。君と似合っていない……」
たぶん朝っぱらのため、客さんがそんなに多くない。やることはあまりなく、二人でしゃべり始めた。
「ねぇ,李君はすぐに東京へ行くんでしょう?」
「うん、間違いない」
「こっちの仕事は?辞める?」
「もちろん、馬鹿な話聞かないでよ」
「それで寂しいなぁ……」
「いいから、お世辞はやめてくれ」
「だってお世辞じゃないよ、本当だ」彼女はまた笑っていた。
「それならありがとう。そいえば、理絵は?もうすぐ卒業じゃない?」
「ええ」
「なにをするつもりか?」
「まだ決めてない、就職かも」
「じゃこっちの仕事は?」
「辞めるしかないでしょう?」
「でもこの間理絵は店の正社員になってもいいって店長がいったようだけど……」
「そうだけど……でもやっぱ辞めるか。こっちはただアルバイトだから、卒業すれば好きな仕事を探すよ」
「理絵が好きな仕事って、何の仕事?漫画家と言うなよ、それ無理」
「うるさい、実はわからないよ」
「お前ってさぁ、前ずっと漫画家になりたかっただろう?就職したらたぶんこの夢は実現できないだろう」
「実現しなくていいよ、実はあたしはわかってるよ、絵を描く天分がないのは」
「それは言い過ぎたよ,なんでも頑張らないとわからないじゃん」
「いいわ、いい夢をもちながら生きてるのはいいじゃん。いつか必要な条件が備えれば、やってみるよ。ありがーと」
「そうだね、人間は夢を持たないといかん。ところで、お前自己満足の能力がすごいなぁ」
「まあ、かもね。あぁ、いらっしゃいませ、ご来店ありがとうございます!」専業的な笑顔を出しながら、彼女は店に入った客さんにあいさつした。


「こっちは私の母さん。こっちは李、いつも母さんに言っていたの」美依がお互いに紹介してくれた。
「あぁ、君は李君か、こんにちは」美依の母さんの声がかなりやさしい。
「あ、こんにちは」僕は返事して、何とか少し緊張した。
「いつも美依から聞いていたよ、李君のこと。美依にいろいろ手伝ってくれて、ありがとう」
「いいえ、とんでもないです。美依って、性格が内向的で静かすぎるんですよ」
「そうだね、この子、他人と交流するのはとても苦手だ、いつも心配させるよね」
「母さん……」美依は不満な気持ちを顔に書いていた。
「いいえ、そんなに、美依はけっこういい子なんですよ」僕が丸く収めた。
実もそうだ、美依は本当にいい子だと僕が思う。
美依のフルネームは陳美依、20歳、台湾人だ。僕は生れてからずっと「台湾は中国の一部である」と教えてもらったから、もちろん台湾は国だという言い方にとても不満だ。だけど、やはり中国に出ると、台湾はどこでも特殊な存在だ。たぶんみんなは迷ってるだろう。国の問題に昇ると、誰でも勝手に判断する勇気がないだろう。
僕の学校でも、台湾問題と触れれば、すぐに辞めておく。ある日、あるスリランカの学生が「先生、台湾は中国のじゃない?」と聞いていた。先生は大急ぎでてを振って、「私に聞かないてください。これは私が決められる問題ではありません」と答えていた。
こういうことはしょっちゅう見かけて珍しくもない。
美依は台湾で生まれたから、僕のように、ずっと「台湾は国だ」と教えてもらったんだろう。だからたぶん潜在意識もそうだろう。でも最初に僕と話をかけた時、「あんたたちの中国……」と言ったあと、僕のちょっと不満な気持ちを気ついて、すぐに「……あんたたちの大陸」と話し直した、人の気に入られる子だろうか。
でも美依は本当に内向にしすぎた。授業中でも声が小さいし、普段もあまりほかの生徒と交流しない。
「ちょっと怖い……」なんと、彼女がこう言っていた。まじか、今の時代にこんな子がいるのは。
でも僕とは意外に仲良い、なぜかは僕もよくわからない。
こういう性格で留学するのは、到底間違ったようだ。この二年間、彼女の日本語もあまりうまくならなかったし、友達もあまりいない。大変とは言えるんだ。今もうすぐ卒業ところで、みんなは自分の進路をよく考えている。でも美依、たぶんまだ状況がわかっていない。
「私、やっぱ台湾に戻った方がいいよね」彼女は僕に言った。
「まぁ、それは僕が決められることじゃない。自分の将来は自分で決めないとだめよ。」
「そうだね、まじめに考えなきゃ……」
何日くらいあと、もう一度彼女は僕に相談した。
「もう決めた」
「そう?それじゃどうする?」
「やっぱ台湾に戻る」真剣に、彼女が言った。
「やっぱりこう決めたのか」これは意外な答えではない。
「留学するなんて私にはちょっと無理だと思う、私は全くわからないところで生きられないよ」
「そうか……」何も言えずに僕が囁いた。」
「でも台湾に戻ったらきっと頑張るから、心配しないね」
「うん、分かった。お元気に」
それからの一ヶ月後、美依からのメールをもらった。
「今空港に、やさしいお兄ちゃん、台湾へ遊びに来たら、ぜひ連絡してね、美依」
「うん、また会うね」ちょっとびっくりしたが、すぐに返事した。
美依、幸せに。

以上、僕の周りの人々の代表たち、二ヶ月前のこと、言い終わりだ。
 のどかな日差しが青空からこぼれている。暖かくて、春のにおいを放っている。いつの間にか眠気がさしてきた。
まあ、そろそろ、帰るか。このようにぽかんと座りながら何とかを見るのは馬鹿馬鹿しいじゃないか。
 MP3から、僕が大好きな曲、パッヘルベルのカノンが耳に流れ込んだ。この曲は三百年前生れてから、今までも、魅力が全然減っていない。毎日、多くの人は自分のカノンを作り、いろいろなタイプなカノンが出て来ている、まるで下の人々、日々に自分の生活方式を探すのと同じじゃないか。
それで階段を降り、人の群れに入った。上から見ると、僕の姿はかき消されてしまったんだろう。僕だって、ただ普通の通路人の中の一員だ。いや、僕だけではなく、林、理絵、美依、いずれも通路人だ。自分の生活を持って、どんどん道を急いでるんだ。この道は自分で選んだのか、選んでもらったのか、今後の道はどの様なのか、どうやって行くのか、たぶん我々自身も分からなくて、確定できないだろう。しかし、ひとつはわかっている。それは、以前の道にもう戻れない、今のできることは、ただつづいて行くしかないじゃないだろうか。

 

(2011年3月9日(水) 18:50)

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この記事を書いたコーチ

爽やかさに定評あり!アナウンスを担当していたから確かな発音と文法

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李志超 (中国語)

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