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写真をひとまず今ちゃんと保存するためには

前回のブログでは『写真を500年先の未来へ残すためには』と題して極端な話をしましたが、今回はひとまず今ちゃんと保存する”ベター”な方法をお話しします。

皆さん、撮影したデータはどのように保存されていますか?
カメラのメモリーカードへ入れたまま、パソコンのハードディスクへとりあえず保存している。などなど様々でしょう。デジタル一眼レフを始めたはよいけれど、撮ったデータはどうしたら良いのだろうか。そんな疑問や悩みも出るかと思います。今回は”ひとまず今ちゃんと保存”という意味での紹介です。


早速ですが上から順番に”現実的”な方法を並べていきます。

●『RAID1でダブルバックアップ(HDD版)』
ハードディスクを二台以上使用して速度向上や安全性を図る「RAID」という構築方法があります。いくつもあるモードの一つの『RAID1』はミラーリングといって、例えば2台のハードディスクを1台と認識し、データをバックアップした時にそれぞれのハードディスクへ自動的に保存してくれるというものです。そのため、もし片方のハードディスクが故障しても片方は生きているため、故障した方を新品に交換すれば自動的に再バックアップしてくれます。

「RAID」についてはBUFFALOが分かりやすく説明してくれています。
https://www.buffalo.jp/topics/knowledge/detail/raid.html

●『RAID1でダブルバックアップ(SSD版)』
理屈は上記のHDD版と同じですが、機械的に駆動するHDDと違いSSDはフラッシュメモリのため速度の速さと故障の少なさにメリットがあります。しかしHDDより序列を下にした理由は、容量が少ない割には高価で、さらに故障した時はデータの救出が困難だからです。

●『手動でダブルバックアップ(HDD・SSD共に)』
上記の「RAID1」はとても便利で楽チンですが、実はごく稀にRAIDを構築している箱ごと故障することがあります。その場合、どちらのHDDも故障(論理)してデータサルベージのお世話になることになります。それを避けるために、わざわざ手動で二つのHDD(またはSSD)へ振り分けてバックアップします。こちらの方が機械的トラブルが一番低いですが、ヒューマンエラーが起きやすくオススメしないため序列が下になりました。

●『CD-R等の光学ディスクへ保存する』
一通り溜まったデータをCD-R等の光学ディスクへ保存する方法があります。CDは700MB、DVDは4.7GB、ブルーレイは25GB〜100GBと種類があり、状況や容量に合わせて使い分けます。なお、保存する際はディスク2枚にダブルバックアップすると良いでしょう。ちなみに光学ディスクにも耐久差があり、強さの順番はブルーレイ、DVD、CDと言われています。太陽など紫外線を避けて保存しましょう。ディスクの表面にラベルを貼ることはNGです。そしてCD-RW等の追加記録できるタイプは耐久性が悪くオススメ出来ません。そのため逐一バックアップが出来ないことから序列が一番下になりました。


●まとめ
様々な方法をお伝えしましたが、残念ながら絶対完璧なものはありません。あのGoogleも大量のハードディスクでトリプルバックアップを行い、壊れたらどんどん新品に差し替えていくというウワサがあるなど、あくまで自分自身にとってベターと納得したものを取り入れるしかありません。そう考えたら、HDDで組んだRAID1をベースにデータが溜まったらブルーレイ3枚に吐き出していく方がいいのかな〜 なんて想像したりします。ちなみに僕は映像の仕事が多い関係から、最近は4TBのHDD2台でRAID1を構成し最終バックアップとして吐き出しています。そのためオフィスには大量のHDDが保管されている状態です(^_^;)


●おまけ
僕が写真学生だった2004年はまだフィルムからデジタルに切り替わる中間期くらいで、その頃に僕も初めてデジタル一眼レフ(約800万画素)を所持しました。1GBのメモリーカードが1万〜2万円くらいし、さらにそこにはRAWデータが100枚くらいしか記録出来なかったためバックアップも大変でした。そのカメラを持ってオーストラリアをバイクで放浪していたのですが、一緒に持ち歩いていたノートパソコンはCD-Rしか焼けなかったため、その都度CDを焼いていました。2枚焼いて1枚をエアメールで日本へ送る方法をとっており、旅を終えてた頃には撮影した枚数が約13000カット、CD-Rもダブルバック含め約200枚は達していたと記憶しています。旅の中で持ち歩いていたCD-Rは熱や紫外線、擦れなど様々な要因で読み取れなくなっているものもあり、幸い日本へ送っていた分がカバーしたためダブルバックアップの大切さを痛感しました。

なお、現在出張撮影等ではポータブルHDDを2〜3台持ち歩き、それぞに手動バックアップを行い、飛行機等の移動では「預け荷物」と「手荷物」それぞれに分けて運んでいます。

写真をひとまず今ちゃんと保存するためには

(2020年6月23日(火) 19:16)

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