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商品撮影とレンズ

商品撮影には下記の2種類があります。
01 商品の切り抜き撮影
02 商品イメージ撮影

01 はチラシやカタログなどに載っている商品以外の余白がない写真です。
この撮影で大切なことは
a.商品の形が歪んだり誇張することなくしっかり見える
b.商品の色が正確に表現されている
c.商品の素材の質感が表現されている
ということがテーマの撮影です。

まずaをクリアするにはレンズ選びが重要です。一般的に35mmフルサイズの一眼カメラの標準レンズの焦点距離は50~55mm
とされています。標準とは人が普通に見ている視野の広さと同じくらいの画角ということで決められています。
一般的に50mm以下のレンズでカメラ(以降この文章中のカメラは35mmフルサイズとする)ファインダーいっぱいに撮影すると商品は歪みます。
歪むということはファインダー内の4隅に像が引っ張られたり押し込められたりする現象のことを言います。
なのでプロの世界では“切り抜き撮影”における撮影レンズは50mm以上であることが暗黙の認識となっています。
しかしながら実際は50mmで撮影しても被写体は歪みますので商品撮影のプロは切り抜き撮影において100mm前後のレンズで撮影することが多いです。
商品撮影において歪まないレンズは100mmくらいと覚えていただければ間違いかと思います。(単焦点でもズームでもOK)

bをクリアするためには被写体に当てる照明が重要になってきます。
切り抜き撮影の際、撮影用ストロボを使うことが一般的です。

cをクリアするためには光の質と方向性と被写界深度が重要になります。
その際、光の量・質感・方向性を自由にコントロールできるストロボを使用することが一般的です。

02 商品イメージ撮影で大切なことは商品を印象的に撮影することなので
01で説明したようなレンズや照明の約束事はありません。イメージ撮影はフリーに撮影できるのでどんなレンズどんな背景でも撮影テーマをクリアできればOKです。
写真を歪ませたければ短いレンズで商品に寄って撮影し、商品のロゴだけにピントを合わせた写真を撮りたいならF値の小さい長めのレンズの開放付近で撮影すればOKです。
また撮影中ワンショットでOKになることは少ないので何度も同じ角度で撮影できるようしっかりした三脚にカメラをつけて撮影することをお勧めいたします。

 

(2018年10月16日(火) 14:54)

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広告代理店や写真館勤務を経てフリーに。初心者にもわかりやすいレッスン!

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