イルミネーションの美しい季節になりました。
写真の上達シリーズ62回目は「イルミネーションをより華やかに」
がテーマです。
イルミネーションをそのまま撮影すると、点光源のため
あまり華やかに写らないのが一般的です。
今回は、2つの撮影法で華やかさを表現してみましょう。
1.2枚の画像の合成
カメラ内で合成する機能が付いたカメラが増えてきました。
①フォーカスをマニュアルに切り替え、イルミネーネーションを
撮影しますと、ピントの調整により、大小の玉ボケが
表現できます。まず、アウトフォーカスのイルミネーションを
撮影します。
②次に、フォーカスをオートに切り替え、ピントの合ったシーンを
撮ります。
撮影後、①、②を合成すると、より華やかで、幻想的な表現できます。
カメラ内合成ができない場合は、後から画像処理ソフトで合成を
を行います。
2.撮影時、ズーミングによる表現
シャッタースピードを1秒か2秒ぐらいに設定し、シャッターを
切ります。
切ったと同時にズームリングを広角から望遠に回転すると
奥から手前に向かうような光の筋が発生し、より動きのある
華やかな表現ができます。
今回、2つの方法によりより華やかなイルミネーションが撮影
できました。
この方法はイルミネーションだけでなく、色々なシーンで
活用できます。
動感、華やかさを出す写真表現として、今後使ってみられると
表現の幅が拡がります。
いくつか、レッスン時撮影したイルミネーションの作例を載せて
おきます。
作例:大阪御堂筋イルミネーション
神戸元町イルミネーション
ルミナリエ
レッスンに参加いただくと、撮影実技でより詳細な説明をさせて
いただきます。
是非、ご参加お待ちしております。 ヨコヤマ写真スクール



(2017年12月15日(金) 9:25)