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夜景の撮影

サイタ写真講師のケンミサキです。夜景の撮影。お正月にミシュラン・グリーンガイドで二つ星がついたスポットで夜景を撮影してきました。場所は神奈川の大山です。大山は中世から大山詣として人気があった山です。現在では山麓から阿夫利神社下社近くまでケーブルカーが運行していますが、奥社はさらに1時間ほど登った山頂にあります。標高は1250mほど。山麓からは標高差900mの、登るとハードな山です。

山頂の周辺にはいくつか展望スポットがあります。湘南から横浜、遠く東京方面が見渡せる場所と小田原真鶴方面が見える場所、そして富士山が見える場所がそれぞれあります。

1月現在で夜景撮影できる時間は午後17時過ぎからです。残念ながらケーブルカーの最終便は平日は16時半、週末でも17時なので、撮影後は900mの標高差を自力で下らなければなりません。山麓から近くの小田急線伊勢原駅行きのバスは夜遅くまで運行しています。


さて、夜景撮影。ポイントはまず露光値でしょう。夜景は光源そのものが被写体なので、画面の中の明るい部分と暗い部分の輝度差が大きく「適正な露光値」とうものが求めにくいです。

まずカメラの露出計を使ってオートで撮影しましょう。再生してみて、画像の明るさをチェックします。ここでオートで撮影したデータを読み取り、絞り値とシャッタースピードをマニュアルモードで設定し直します。ISO感度は三脚を使っての撮影の場合は、できるだけ低感度にしておきましょう。

だいたいカメラのオートでのデータよりもかなり明るくなるように設定したほうがいいでしょう。

マニュアルで設定した値のうち、シャッタースピードを段階的に変化させて、明るさの違うカットを何枚か撮影します。適正な露光値というより、好みの明るさのものを帰ってから選びましょう。JPGでもRAWモードでも同じ作業です。

さらに帰宅後、三脚を使っての撮影なら、同じシーンの明るさの違うカットをHDRで合成することも可能です。

色温度ですが、夜景の色味は、人工の明かりなので、どんな色に表現するかは、撮影者次第です。夜ですが空の色も残りますので、空を青っぽく描いてもいいでしょうし、空を黒く締めて、明かりを暖色系に調整するのもいいでしょう。JPGの場合は、撮影時にオート、昼光、曇り、などとバラして撮影してみてもいいでしょう。

作例は、大山山頂から少し下ったところで、樹々の間から見えた湘南方面の夜景です。わざとシルエットで木立を入れてみました。ミシュランの折紙付の景色、楽しんでみませんか。

Peak2Peak 檢見﨑誠 写真家/登山ガイド
www.kemmisaki.com

夜景の撮影

(2016年1月5日(火) 12:03)

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この記事を書いたコーチ

文藝春秋社の写真部所属を経て、フリーで活躍中。雑誌の紀行文の執筆も

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検見崎誠 (カメラ)

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