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蛍光灯でWEBショップの撮影

サイタ写真講師のケンミサキです。WEBショップの撮影・蛍光灯ライト。蛍光灯ライトは、取り扱いが簡単なのでwebショップの撮影によく使われています。値段も手頃で簡単なボックスライトとのセットになったものがここ数年多数販売されています。

蛍光灯で撮影するときの注意点をいくつか。

光量が少ないので三脚、レリーズが必要になる。多くの安価な蛍光灯は光量が少ないので、きれいな写真を撮るためには、三脚にカメラを固定してスローシャッターを切ることになります。その際、カメラのシャッターボタンに触れないでシャッターを切ることができるリモートレリーズがあればよりよいでしょう。

演色性に注意。安い蛍光灯ランプは撮影用ではないものがあります。
撮影用とそうでないものの違いは、色温度と演色性です。

色温度は太陽光に近い5000~5300Kの範囲のものを選ぶこと。また昼光色と表示されていても、それは一般家庭での照明につかうときの基準です。通常の蛍光灯は緑色への色偏差が強くなっています。また演色性とは、ものの色をどれくらい再現できるかの指標です。撮影用でないものは70程度、撮影用は90以上あります。

メーカーや型番の違う蛍光灯を混ぜて使わない。上記の演色性と色温度がメーカーや型番によって違うので、混ぜて使うと色がおかしくなります。必ず同じ蛍光灯を使ったほうがいいでしょう。また同じ蛍光灯だからといって、室内の天井についている蛍光灯を点けたままの撮影はいけません。天井の蛍光灯と撮影に使う蛍光灯は全く別物だと思ってください。

フリッカーに注意。フリッカーとは蛍光灯の宿命である「チラつき」です。シャッターを切った時にこのフリッカーが影響することがしばしばあります。シャッターの先幕と後幕の動くタイミングがフリッカーで蛍光灯が明滅す瞬間と重なると、暗く写ってしまいます。
同じ露光値にセットしていても、暗く写ることがあるのです。

蛍光灯を使い始める時は、カラーチャートなどを写して、その蛍光灯の色温度や色かぶりを事前にチェックしておけばいいでしょう。

講師が使っている蛍光灯ライト(70W)は、太陽光よりすこし色温度が低くわずかにグリーンかぶり(色偏差)していることがわかります。
作例左・ホワイトバランス太陽光 作例右・ホワイトバランスを調整したもの

蛍光灯ライティング、詳しくはレッスンで。

檢見﨑誠  Peak2Peak / www.kemmisaki.com

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(2015年4月10日(金) 11:44)

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この記事を書いたコーチ

文藝春秋社の写真部所属を経て、フリーで活躍中。雑誌の紀行文の執筆も

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