全国5万人が受講している「サイタ」

カメラ教室(写真教室)・講座

カメラ教室(写真教室)・講座を選ぶ

初回60分無料体験OK

まずは60分の体験レッスンからスタート。
無料で実際のレッスンを体感できます。

月々4,900円〜の低料金

先生ひとりじめの個人レッスンを、この価格でご提供。レッスンは全てプライベート形式の60分間です。

通わない月は0円

曜日と時間を選べるので、
無理なくマイペースに通えます。

詳しくはこちら

趣味の習い事カメラ教室東京 小さな写真・教室 スクールブログ ピクチャースタ...

ピクチャースタイルとは何か?

サイタ写真講師のケンミサキです。キャノンのピクチャースタイルについて。質問がありましたので、簡単に説明します。

ニコンではピクチャーコントロール、ソニーではクリエイティブスタイルとよんでいるこれらの機能は、カメラ内でJPGを生成するときの仕上がりをコントロールする機能です。

デジタルカメラは光信号をセンサーで受け取り電気信号に変えRAWデータを記録します。RAWデータは画像データではないので、これをJPG形式に現像変換します。RAWモードの場合は、RAWを残しますが、JPGモードの場合は変換したJPGだけを記録しています。

このJPGへの変換時にどのような設定(味付け)で処理をするのか、がこのピクチャースタイルです。では具体的にはなにをどのように設定しているのでしょうか。キャノンのHPには次のような記載があります。

「ピクチャースタイルはコントラスト、色あい(色相)、色の濃さ(彩度)といった画像全体の色調整の組み合わせではなく、各々の色のバランスの最適化が図られていることが最大の特徴です。」

「色ごとに色相や彩度と明るさのバランスが細かく調整されています。さらに左の4つの項目を「詳細設定」としてピクチャースタイルは含んでいます。」

とあります。ここで言う四つの項目とは「コントラスト」「色合い」「 色の濃さ(彩度)」「シャープネス」です。

つまり、シーンに応じて、風景なら風景撮影に適した、個々の色ごとのその色相、彩度、明度を調整し、また同時に全体のコントラスト、色合い(赤〜黄色付近の肌色付近の色相調整)、シャープネスを細かく設定してある、ということです。

具体的に見ていきましょう。まずわかりやすいところで「風景」ではどのような設定かというと

シャープネス=強め
コントラスト=高め
色の濃さ=緑〜青が特に濃い

設定となっています。その理由はHPによれば

「快晴の青空や木々の緑などは、写真表現上は実際より鮮やかさを強調することで、より印象深い仕上がりとなります。ピクチャースタイル「風景」は、青を鮮やかで深みのある色へ、緑を鮮やかかつ明るい色へと、それぞれ変化させます。
また、遠景になった山並みや木々、建物などの細かなディテールをしっかりと再現するため、シャープネスは強めに設定。景色から受けた感動を、強く印象づける仕上がりになります。」

ということです。つまり、まず全体のトーンとして、シャープネスとコントラストが強く、特定の色相調整として、緑〜青系統の色が濃い(彩度が高い)セッティングというわけです。

いっぽう「ニュートラル」ではどのなっているでしょうか。

シャープネス=なし
コントラスト=低め
色の濃さ=薄い

その理由としてHPには「明暗差が大きい被写体でも繊細な質感を残したい時、鮮やかな色彩の中の微妙なニュアンスを表現したい場合に適しているのが、「ニュートラル」です。コントラストは控えめに、彩度は強調を行わないため、他のスタイルに比べて白飛びや色の飽和が起きにくく、抑制のきいたしっとりとした表現となります。」とあります。

さて講師の今までの感覚では、キャノンの「風景」ではシャープネスが少々かかりすぎ、コントラストもやや強すぎるように思います。キャノンでは「ピクチャースタイルエディター」というアプリケーションがあり、キャノンがプリセットでカメラに入れているスタイル以外の、自分専用にカスタマイズされたスタイルを新た作ることが可能です。まずベースになる既存のスタイルを選び、そこからカスタマイズしていきます。

ただ、使っているパソコンのモニターがきちんとキャリブレーションされていないければ、このスタイルエディターでカスタマイズする際、色相や彩度のの調整は正確には行えないでしょう。ただ、「風景」のシャープネスを少し弱めたバージョンなどを作っておくのは有効でしょう。

またキャノンではカメラに搭載している以外のスタイルも用意しています。

http://cweb.canon.jp/camera/picturestyle/file/index.html

スタジオ撮影などで、人物を撮るときなどにここに公開されているバージョンをカメラに入れておくのはいいかもしれません。

作例では、このピクチャースタイルエディターの画面で、「風景」と「ニュートラル」「ポートレイト」モード比較したものです。

「風景」(右)では「ニュートラル」(中央)よりも、とくに青と緑が濃くなっていることが判ります。赤はさほどではありません。いっぽう「ポートレイト」(右)ではパッチの最上段左から二番目の肌色が少しピンクっぽく明るく描かれています。

ピクチャースタイルはJPG撮影時の機能ですが、RAW撮影でも基本現像を選ぶときに選択しますので、いずれにしてもそれぞれがどのような性格のものか、知っておいたほうがいいでしょう。

(本ブログではサイタのサーバーでアップロードした写真データが変換されるので、正確な色再現ではありません。あくまでも比較としてごらんください)


Peak2Peak 檢見﨑誠 / www.kemmisaki.com

ピクチャースタイルとは何か?ピクチャースタイルとは何か?ピクチャースタイルとは何か?

(2015年3月31日(火) 18:44)

前の記事

次の記事

この記事を書いたコーチ

文藝春秋社の写真部所属を経て、フリーで活躍中。雑誌の紀行文の執筆も

小さな写真・教室
検見崎誠 (カメラ)

東京・新宿・高田馬場・目白・池袋・西日暮里・上野・秋葉原・有楽町・南浦和・赤羽・浦和...

ブログ記事 ページ先頭へ