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ハイスピードシンクロ

Cyta写真講師のケンミサキです。ストロボの使い方について質問がありましたので、簡単に説明します。「ストロボ光」は通常の光と違って一瞬ピカッと光る光です。ですので、人間の目ではその明るさを判断できません。その明るさを測るためには特殊な装置(フラッシュメーター)が必要です。プロがスタジオなどで大光量のストロボをつかう場合は、このメーターで光量を測って露出値を決めます。

今のデジタルカメラはそのカメラのメーカー純正のストロボを使う場合、カメラ内でストロボの光を測り光量を調整することができます。

さてストロボ撮影の場合に問題になるのが「同調速度」というものです。何と何が「同調」するのかといえば、シャッタースピードがストロボの発光時間と同調する、と言う意味です。なぜこれが問題になるのか、簡単にご説明します。

ストロボの光は人間の目には一瞬ではありますが、ある時間内に光を発生させています。仮に その光の全体の量を100としたときに、ある一瞬でその全て100の光のを発光しているのではなく、ゼロから立ち上がってピークがあり、次第に弱まっていくという、時間を横軸、光量を縦軸にとれば山型の形をしたグラフで表されるような、光の分布をしています。

ストロボの光量が大きい場合、この山型のグラフの裾野は広くなる傾向にあります。
このゼロから立ち上がって最大になり再びゼロになるまでの時間を閃光時間といいます。

一方で、カメラのシャッターは先幕と後幕という二枚の幕でできており、この二枚の幕が前後してスリット状の空間を作りそれがフィルムや撮像素子の上を移動します。ちょうど家庭用のフラットヘッドスキャナがスキャンしている動作を思いお起こしていただければいいと思います。

シャッタースピードが遅い場合、先幕が動いてシャッターを開け、全開になって、その後、後幕が動いてシャッターを閉じる、という動作をしています。

ところがシャッタースピードが速くなると、この全開になる時間が短くなる、または同時には全開にならない訳です。ここでシャッター幕が動く速度が速ければ速いほど、この全開になる状態がより速いシャッタースピードで可能になります。

ここで、ストロボの光を画面いっぱいに均一に取り込むためには、ストロボが光っている間、シャッターが全開になっている必要があります。そうでなければ、ストロボの光は部分的にしか届かないことになります。これを「けられる」とよんでいます。

(より正確に言えば、大光量のストロボで閃光時間が長い場合、シャッタースピードによって明るさが違ってきます。つまり先ほどの述べた山型のグラフの裾野が1/200秒より長い場合、ストロボの光を全部取り込むことができませんが、ニコンやキャノンのクリップオン型のストロボはこの閃光時間が十分に短く、また光量をカメラ側で調整しますので、シャッタースピードの差による光量の違いを気にすることはないでしょう。)

機械的にシャッター幕が動く速度が速ければ速いほど、全開になっている状態を、より速いシャッタスピードで得ることができます。これがそのカメラの同調速度です。ちょっと前までは1/60秒でした。今は1/200秒あたりだと思います。

さて、先に述べたように、ストロボ光は一瞬の光です。ところが、NIKONではFP発光、キャノンではハイスピードシンクロと呼ぶストロボの使い方があります。これはこれまでのストロボの光の性質を覆すもので、あたかも定常光(ずっと一定に光っている灯)のようにストロボを使う方法です。

NIKON、キャノンの純正ストロボにはこの設定があり、本来「一瞬光る」というストロボの光を、ある短い時間内であれば「ずっと光る」状態で使える機能です。グラフの形で説明すればわかりやすいでしょう。これは山型ではなく、平なグラフになります。同じ光量がある一定の時間維持されるからです。

そうしますと、シャッター幕の動く速度によって上限があった「同調速度」が関係なくなります。
これが何に役立つのか、といえば、日中シンクロです。

明るい戸外で人物の撮影をするとき、もともと明るいので ISO100 1/500 F=5.6 程度の明るさがあるでしょう。

ここで逆光になった人物の顔にストロボ光をあてて撮影をしたい場合、これまでですと同調速度1/200より速いシャッタースピードは使えません。

もしストロボを使っても1/1000というシャッタースピードを設定できるなら、 より明るい絞り値で背景をボカして撮影できます。つまり、光が十分ある環境下でのストロボ撮影において、被写界深度を浅くしながらストロボを使うことができます。これがFP発光、ハイスピードシンクロという機能です。

さらなる解説はレッスンで。

Peak2Peak 檢見﨑誠 / www.kemmisaki.com

 

(2015年2月20日(金) 2:49)

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この記事を書いたコーチ

文藝春秋社の写真部所属を経て、フリーで活躍中。雑誌の紀行文の執筆も

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