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ブレ補正

Cyta写真講師のケンミサキです。カメラの手振れ補正機能には、レンズでの補正(キャノンのIS、ニコンのVR)、ボディでの補正(最新式のソニーでのボディ内5軸補正)など、幾つかのシステムがあります。これらの機能はシャッタースピードが遅い場合に、手のブレによってカメラがぶれて被写体かぶれて写ってしまうことを防ぐのが目的です。

最近になってカメラが高画素化して問題になってきたのが、「シャッターぶれ」。とくに一眼レフシステムでのミラー動作の振動が画質に影響するとして、この振動を抑える機構になってきています。3000万画素を超えた高画素で話題になったNIKON D800で話題になり、D810では改善されました。

アナログ時代から手ぶれが影響しないシャッタースピードは「1/焦点距離」などと言われていました。つまり100mmレンズなら1/100以上をきると良い。現在でもこの経験則は有効ではありますが、高画素化か進んだので、さらに速いスピードが必要とも言われています。そしてカメラの機構自体が起こす振動が解像度に影響するようになってきたのです。

こうしたカメラの機構が起こすブレを防ぐ方法は、いくつかあります。

一眼レフで三脚を立てて風景を撮影する場合は、「ミラーアップ」が有効です。ミラーを先に上げておき、その振動が収まったところでシャッターを切ると、ミラー動作のブレが影響しなくなります。

ただこれでもシャッター幕の振動は影響します。

カメラによっては「静音撮影」というモードがあります。これはミラーの動きとシャッター幕の動きにタイムラグを作って、音を小さくするタイプと、ミラーが動く時の速さを調整しまたショックを和らげる機構をもたせたものがあります。

さらに、「電子先幕シャッター」という機能を使うものがあります。物理的なシャッター幕(フォーカルプレーンシャッター)を動かすのではなく、撮像素子を部分的にオンオフすることで、シャッター幕と同じ機能をさせるものです。先幕が動かないので、シャッター幕の振動が少なくなっています。

高画素機になって、今まで気にならなかったシャッター幕の振動すらも画像に影響するようになったのですが、逆に言えば、注意深く撮ればそれだけ高解像度な写真が撮れるということですね。

まとめると、高画素機の解像度をフルに生かす撮影方法は、三脚を立て、なるべく速いシャッタースピードを選び、ミラーアップまたは静音撮影モードで撮影することです。また、ライブビューでは電子先幕シャッターが使えるカメラがあり、より振動と音を低減できます。

(三脚撮影時には、カメラやレンズのブレ補正機能がかえって悪影響する場合もあります。カメラメーカーによってそれぞれどうすべきか、指針が出ていますのでチェックしてみてください。)

ブレを気にして撮影スタイルが狭められてしまうのは良くありませんが、高画素の恩恵を最大限に生かす撮影方法は、知っていて損はないでしょう。

最後に、三脚を立ててのミラーアアップ撮影では、ケーブルレリーズを使ったほうがより効果的です。そして、レリーズを使うと、かつての大型カメラのように、一枚一枚を丁寧に撮影するような感覚にもなります。

そう考えて、今更ながらに気がついたのですが、レンズシャッターで撮影する4x5は、シャッター系の振動が少なく、またフィルム面に伝わりにくかったために、解像度も高かったのでしょうか。単にフィルムが大きかっただけではないようですね。

 

(2015年2月16日(月) 22:06)

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この記事を書いたコーチ

文藝春秋社の写真部所属を経て、フリーで活躍中。雑誌の紀行文の執筆も

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