サイタ趣味の習い事カメラ教室東京 小さな写真・教室 スクールブログ 適正露出:シャ...

適正露出:シャドーの表現

ダイナミックレンジとは、カメラが一枚の写真の中で表現出来る明暗の差。ダイナミックレンジが広いカメラで写すと、青空も日が当たっている場所も建物の影になっている路地も白トビ、黒潰れすることなく写すことができる。NIKON D800 はそのダイナミックレンジが14EVもあると言われている。つまり絞り値でいうと14段分だ。だが、ダイナミックレンジを生かすも殺すも、被写体のどの部分に露出を合わせるかだ。ダイナミックレンジが広いカメラなら、ハイライト(明るい部分)で露出を決めてRAWで撮影し、シャドー部分の階調は現像で調整するのが賢いやり方だろう。

風景写真で明暗差がある被写体の場合、カメラのスポット測光で被写体のもっとも明るい部分ともっとも暗い部分の露出を図り、ハイライト部を中心に表現したければ一番明るい値から2EV(二絞り)分明るい露光値に設定、シャドー部を表現したければ、その逆をやれば良い。

写真の味わいは、シャドー部分の描き方に左右されることが多い。コントラストがある被写体のシャドー部分の階調を残しつつ、黒は(グレーではなく)黒として表現するかがポイントだ。

金沢のその名も「暗闇坂」D800で撮影してみた。

適正露出:シャドーの表現

(2014年12月8日(月) 13:13)

前の記事

次の記事

この記事を書いたコーチ

文藝春秋社の写真部所属を経て、フリーで活躍中。雑誌の紀行文の執筆も

新着記事

星の撮影は、意外と簡単にできるようになりました。 デジタル写真の強みを生かして、かんたんな星の撮影に挑戦してみませんか。 星そのものの撮影は天体写真ですが、星空と地上の風景を一緒に写し取る写真は 「星景写真」という分野です。 方法はシンプルです。三脚にしっかりカメラを固定し、 ...

サイタ写真講師のケンミサキです。先週末、東京荒川にあるカフェパン屋さんBLDでのトークイベントに参加、写真と山登り、山の本についてお話をさせていただきました。 BLDは下町にある素敵なパン屋さん。雑誌やテレビでもよく紹介されるお店です。パン屋さんの奥がカフェになっており、音楽ライブやトー...

サイタ写真講師のケンミサキです。雪の色は?雪の色は何色でしょうか。実際に目にしている雪景色は、ほとんどの場合モノトーンですが、ホワイトバランスの調整で少し青っぽく表現することが多い様です。日が差している場合は、人間の目にも影になっている雪面は青っぽく見えますね。 デジタル写真では、シャド...

サイタ写真講師のケンミサキです。Lightroom導入時の注意点。個人レッスンで最近Lightroomの使い方をレクチャする機会が増えました。初期のバージョンから使っていますが、最近のバージョンではこれまでLightroomの最大の欠点と言われていた色空間の問題もある程度解決策が講じられ、より...

サイタ写真講師のケンミサキです。カラーマネージメントについて。今日はプロ用の映像機器会社EIZOのセミナーを受講してきました。アドビのCameraRAWを使ったRAWデータの扱い方と、モニターキャリブレーション、プリンターのカラーマネージメントがテーマでした。 結論から言うと、あらためて...

ブログ記事 ページ先頭へ