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人物撮影は「出たとこ勝負」

人物撮影は「出たとこ勝負」

人によって好みや得手不得手があります。
人物撮影ではそれが出やすいと思います。

話しかけるのが苦手なひともいれば、
上手にコミュニケーションをとるカメラマンもいます。
黙って何時間もモデルにポーズをさせる人もいれば、
褒めておだてて仲良くなって撮る人もいます。
どれがいい悪い、とは一概に言えません。

自分の場合は、先入観を持たずに被写体に接することを心がけています。
相手を観察するのではなく、その人が持っているもの、発しているものが
写真に素直に写し込めればいいな、といつも思っています。

ただ、まったく何もないところにゼロから絵を描くわけではなく、
撮影者の技術や構図・作画の能力には、限りもあります。
なんらかのスタイルや技法やパターンや構図構成に落とし込む作業が必要です。

その場合でも、写そうとする人物が指し示す方向、というのでしょうか、
その人が発するベクトルに逆らわないで、写真を組み立てるのが、
まずはいい方法なのではないか、と思います。

言い換えれば、カメラマンは<悪意ではない>という大前提にたって
被写体の個性やその人物のその時の気分を見つけ引き出すのが、いい。

目が大きい人は、その大きな目が魅力ですし、
一瞬の仕草にあわられた彼または彼女の思いを写すことができれば、
素晴らしいことです。

写真は、以前にした雑誌の仕事ですが、沖縄の島で働く青年のポートレイトです。
素晴らしい笑顔と明るい日差しが、夢を持つ青年の気持ちを表しているようです。

人物撮影は「出たとこ勝負」

(2014年11月11日(火) 17:32)

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この記事を書いたコーチ

文藝春秋社の写真部所属を経て、フリーで活躍中。雑誌の紀行文の執筆も

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