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デジタルは赤が苦手

赤の階調(暗い所から明るい所までの描写)はデジタルが苦手です。
ゆえにそれを踏まえて撮る必要があります。
描写できる階調の幅がかなり狭いのです。
実例をご覧下さい。

まぶしくて直視できないほど輝く(←冗談でなくホントに),
真っ赤なバラを見つけたので撮ったものです。
カメラが自動で調整してくれる露出より,どれだけマイナス(-)に下げたかも記しています。

パッと見た目に近いのは,1番目(左端)の「-1.0」ですが,
これでも赤の階調は一部が飛んでおり,完全には再現されていません。
カメラまかせよりちょっぴり下げた2番目(中央)の「-0.3」ではあきれるほどに飛んでしまっています。
(赤の飽和;ベタ塗り状態。つまりカメラまかせではまともに撮れない!)
3番目(右端)の「-1.7」まで下げてようやくすべての階調が描写できます。
(その代わり他の緑の葉っぱなどが思いっきり暗く落ちてしまいますが。)

このように,何を優先して描写し,代わりに何が犠牲になってもいいか,
そのバランスを考え,自分なりの個性ある写真を撮るわけです。

こうして,一見簡単に撮れると思う花でも,
こだわっていくと,実はいろいろなコツ・ノウハウがあるのです。
写真の世界は,何を撮るにしても,
掘り下げていくと深いものがあり,そこが何とも面白いのです。

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(2014年6月3日(火) 23:23)

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この記事を書いたコーチ

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