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お金では買えないモノ

いっとき有名になったCMに
「▽▽:○○円。△△:□□円。…妻の笑顔:priceless。お金で買えない価値がある。」
みたいなのがありました。
クレジットカード会社のものでしたが,
「お金で買えないモノ」って確かにあるな~,と考えさせられるCMでした。

約3年前のある記事に「お金が人を幸福にしない理由:心理学実験から」というのがありました。(Jonah Lehrer著)ベルギーのリエージュ大学の心理学チームの研究成果に基づくもので,
簡単に要約しますと,

お金があればいろいろなぜいたくを味わえるが,
 その反面,日常のごくありふれたことに喜びを見い出せなくなっていく。
しかも,人間が出会う喜びのほとんどはそういう日常のありふれたものであるがため,
 必要以上のお金は,かえって人を幸福にはしない,と。

わかりやすい例をあげると,
●お金で味わえるぜいたく=高級ホテルに泊まる,高級な料理を食べる,いろいろな電気製品を手に入れる,ブランド品をそろえる,など。
●日常のありふれた喜び・幸せ=心地よい天気,道端の花,ホットなコーヒー・冷えたビール,ひとかけらのチョコレート,など。

ぜいたくをするほど,人はささいなことに喜び・幸せを感じなくなってゆき,
 皮肉にも幸福感は減ってゆくというのです。

記事によると,米国の一部にいるアーミッシュという人たちは,
 近代以前の生活様式をいまだに守っていて,自動車やインターネットを使わず,
 銀行や郵便もないそうです。
不便極まりない生活に思えますが,幸福感を尺度で表してもらうと,
 「Forbes400(Forbes誌が認定する世界の富豪)の満足度に匹敵する」とのことでした。
記事では, 「彼らは,最新のiPhoneや新しいレストランや流行のファッションとは関係の無い生活を送っている。…人生の本質的な部分を楽しめる能力が優れているのかもしれない」と結んでいました。

さて,本題ですが,写真はどうでしょうか?
まさに「日常のごくありふれた喜び」に目を留め,それを捉える行為なのです!
ということは,間違いなく,人の満足感・幸福感を増し加えてくれます!
 (※その逆の反応を経験している方も少なくないはずです。
   つまり,自分が良いと思って撮った写真を見せても,何の反応もなかった,という経験を。)
美しい・きれいと思って撮った空・花・小物であっても,
 「日常のごくありふれた喜び」を見い出しづらい人にとっては,別に何の感動もなく,
 どうでもいい写真にしか見えないものです…。(そして当然,強要もできません…。)

皆さんも,豊かな感性と心を失うことなく,
 「日常のごくありふれた」ものに「喜び・美」を見い出せるような人であってほしいと思っています。

 

(2013年9月3日(火) 2:09)

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