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誰でも上級者、プロになれますよ!

 就学率が95%を超えている国では、ほとんど誰もが文章を書くことができます。しかし、誤字脱字や誤った表現がなく、読み手にとって分かり易い文章となると、やはり学校で習ったことに加え、各人が書く訓練をする必要があります。印刷物でもネット上でも文章と一緒に扱われることが多い写真も、写る仕組みや光学を全く知らなくても、デジタルカメラのオート機能を使えば、誰でもそこそこ撮れる時代になっています。
 進化したPCのワープロソフトは人間が誤字脱字や誤った表現をすると、ご丁寧に波線で注意してくれたりしますが、それはあくまで参考です。デジカメのオートも、なぜ自動的にそう設定するのか分かった上でシャッターを押すと、思い通りの写真が撮れるというものです。ライターや代書屋も、カメラマンやラボマンも喰って行くのが難しくなっています。その原因には、こうしたコンピュータやデジタル技術の発達がありますが、一方で、機械やソフトウェア任せで満足している人が多いことが挙げられます。読んでツマラナイ文章は誰にでも判り、それ以上に、魅力的でない写真は一目瞭然です。
 サイタに文章教室はないようですが、写真教室で言えば、先ずはカメラに使われるのではなく、カメラを使いこなすこと。と同時に、テーマや被写体選びに始まり、構図などの作画方法、目的を完遂する撮影計画など、機械やコンピュータではできず、経験者から伝授すべきことが沢山あると思うのです。一眼レフに持ち替えるとキレイに撮れたとか、オートの使い方が分かって失敗がなくなったとか、そういう段階で満足してしまわず、もっと上を目指して欲しいものです。
 文章にプロの資格がないように、写真にもありません。誰でも上級者に、プロになれます。プロアマの違いは報酬を得るか否かで線引きされますが、技術的なそれは、どんな状況下でも安定して一定水準以上の、つまり使える写真が撮れるか否かというところでしょう。そこまで行けば、趣味としてやっていても楽しく、特技の一つと自負できるでしょう。コーチとして全面的に応援します。頑張りませんか?

 

(2013年5月10日(金) 1:14)

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この記事を書いたコーチ

新聞雑誌で活躍、まだまだ現役のカメラマン。趣味からプロ志望まで

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阿佐部伸一 (カメラ)

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