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画素数について(その2)

まずは、簡単な復習です。
デジタルカメラでは、撮像素子という部品を使ってレンズから入ってきた画像を電気信号に変換しています。
【画素】電気信号に変換する際、画像は小さな点の集まりで表現され、その点を画素と呼びます。
【画素数】撮像素子を構成している画素の数を画素数と呼びます。

そして、ここからが今回の内容。
撮像素子は、カメラによって大きさが異なる場合があり、撮像素子の大きさと画素数は必ずしも一致していません。
もちろん、大きな撮像素子の画素数が極端に小さく、小さな撮像素子の画素数が極端に大きいということはありません。
しかし、撮像素子の大きさが倍近く違うのに画素数が同じ程度ということは、十分にあり得ます。

画素数が大きくなるとデータの大きさも大きくなってしまい、メモリカードに保存できる数が少なくなってしまうということ、データの送信に時間がかかってしまうということは前回紹介したとおりです。

そしてもう一つ、あまり大きくない撮像素子で画素数を多くすると感度が下がってしまうという問題があります。
市販されているデジタルカメラではあまり気にする必要はないと思いますが、夜景や星などの撮影をする場合には、画素数の多さよりも撮像素子の大きさが重要となることもあります。
例えば、星の撮影をする場合、同じ画素数なら撮像素子が少しでも大きい方が有利になる可能性が高いのです。
画素数と感度の関係については、撮像素子の仕組みと深く関わっていることなので回を改めて詳しく触れたいと思います。

そして、画素についてもう一つ。
撮像素子の画素もインクジェットプリンタの画素も「画素」と呼びますが、その仕組みは異なっています。

現在使われているデジタルカメラ向けの撮像素子では、画像を変換する際、色を光の三原色(青、緑、赤)に分けています。
これは、3個の画素がワンセットになって色の表現をしていることを意味します。

一方、インクジェットプリンタでは、1個の画素で全ての色を表現しています。

おおざっぱに言ってしまえば、デジタルカメラの画素3個がインクジェットプリンタの画素1個に相当するということです。

ここで重要なのは、画素3個と1個が対応しているということではなく、画素と一口に言っても機器によって意味(構造)が異なっているということです。

 

(2012年1月24日(火) 11:21)

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この記事を書いたコーチ

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