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Mr. ノー

上司から「キミに契約交渉のために現地に飛んでもらう」、なんてことを言われたりすると、「ジェームスボンド君、バハマに飛んでくれ」みたいでかっこいいと思う人も居れば、僕は、わたしはまだ10年早い、とビビルなどいろいろですね。

しかし洋の東西を問わず、ビジネスは生き物、然るべくドロドロの世界であることは間違いありません。

どんなに研ぎ澄ました英語を喋る人だってひとたび現場にたてば、一度ならず舌の乾く場面に出会います。必ずです。そしてこんなときこそ、通じる英語です。

ここぞというとき、絶対譲れない局面では多くの言葉はいらない、NHKのドラマじゃないがNOなものは一言NOである。

大昔、隣の課長さんの話ですが、この方は英語のみならず、フランス語、アラビア語ぺらぺらの言葉の魔術師でしたけれど、ある商談での現地ネゴの折に、ある特定テーマについてのみ、答えは常にNOで通し切ったとのこと。

事の次第は聞いてませんけど、後日相手のお客からHe is really Mr.NO,と勲章ニックネームを授かったとか。This is it !これぞビジネスイングリッシュだと思います。

 

(2015年5月24日(日) 0:24)

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