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初めての簿記その8 「キーワードだけを拾う」

 問題集等でよく、「次の仕訳をしなさい」と出題されることがあります。
問題文が数行書かれてあり、その内容に合った仕訳をするというものです。
たとえば次のような文章があるとします。


『A社は11月14日にB社から商品10,000円を仕入れ、代金のうち3,000円は現金で支払い、残額は掛けとした』


もちろん、この文章をパッと見て正しい仕訳を瞬時にイメージできるのが理想です。
とはいえ勉強を始めたころではなかなかそうもいきません。
そこでこの問題文から正解を導き出すのに絶対に必要な部分だけを抜き出してみましょう。
そうすると次のようになります。


・商品10,000円を仕入れ
・3,000円は現金で支払い
・残額は掛け


仕訳には勘定科目と金額が必要です。
言い換えればそれ以外はあってもなくてもいいのです。
最初の問題文に出てくる、A社やB社、11月14日という言葉は無視してかまわないのです。
(後々に出てくる仕訳日計表や売掛金元帳の範囲だと得意先の名前や日付も重要になってきますが……)
ここで大切なのは ”商品を仕入れたこと” と ”代金を二通りの方法で支払ったこと” です。
これだけ分かれば仕訳に必要なデータは揃うのです。

実際の簿記の問題文は思っている以上に長文です。
しっかり読まないと見落としてしまうところもあるかもしれません。
ですがそれはもっと学習をしていった後に出てくる、ちょっと難しい問題なのです。
今はまず問題文を読むことに慣れてください。
そして必要な部分と、要らない部分に分けてみてください。
そうすれば理解はずっと深まるでしょう。

 

(2018年11月15日(木) 14:31)

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