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第136回簿記検定2級 第1問の私的展望

簿記検定の第1問はほぼ毎回、仕訳の問題が出題されています。

出題数は5問、勘定科目の指定かあり、受験者は指定された科目の中から一番適切な科目を選び、仕訳を行います。

選択できる勘定科目数はおおむね32前後ありますが、実際に使用する科目数は15前後で、半分は使用されません。

これは受取利息の問題が出題された場合、選択できる勘定科目群の中に受取利息と相対する支払利息が両方とも用意されているためだと思います。

さて今回の検定の予想ですが、あくまでも私的見解として以下の30の科目をクローズアップしておきたいと思います。

1 売掛金
2 売買目的有価証券
3 当座預金
4 現金
5 資本金
6 株式払込剰余金
7 有価証券売却益
8 有価証券利息
9 不渡手形
10 未払金
11 受託販売
12 減価償却累計額
13 建物
14 未収金
15 減価償却費
16 保証債務
17 手形売却損
18 創立費
19 社債
20 車両
21 未着品
22 法人税等
23 仮払法人税等
24 未払法人税等
25 諸資産
26 諸負債
27 のれん
28 売上割引
29 支払手形
30 社債発行費

これらの科目から予想される仕訳(15問)を例示してみます。
1 売買目的有価証券を(取得原価よりも高く)売却し、代金は端数利息とともに現金にて受け取った。
   現金 / 売買目的有価証券
       / 有価証券利息
       / 有価証券売却益

2 会社設立にあたり株式を発行し、代金は当座預金とした。なお会社法に規定する最低額を資本金とする。なお株式発行のための費用は現金払いとした。
   当座預金 / 資本金
          / 株式払込剰余金
   創立費   / 現金

3 ×年前の期首に取得した建物を期中にて(簿価よりも安く)売却し、代金は月末に受け取ることとした。
   未収金       /  建物
   減価償却累計額 /
   減価償却費    /
   固定資産売却損 /

4 決算にあたり法人税の税額が確定した。なお中間申告額を控除した残額を未払法人税等とした。
   法人税等 / 仮払法人税等
          / 未払法人税等

5 かねて裏書譲渡した手形の支払期日が到来したが、この手形が不渡となり、手形代金のほか延滞利息を含め、代金は現金で支払った。なお裏書譲渡したさい手形の裏書額について時価評価している。
   不渡手形 / 現金
   保証債務 / 保証債務取崩益

6 手持ちの船荷証券を販売し、代金は掛とした。なおこれにともなう売上原価は仕入勘定に振り替える。
   売掛金 / 未着品売上
   仕入 / 未着品

7 手持ちの受託品を販売し、代金は掛けとした。
   売掛金 / 受託販売

8 社債を発行し、代金は当座預金とした。なお社債発行のための費用は現金にて支払った。
   当座預金   / 社債
   社債発行費 / 現金

9 A社を吸収合併した。なお合併にあたり株式を交付した。
  (株式の交付額はA社の純資産を超える額で、交付株式の一部は資本金としない)
   諸資産 / 諸負債
   のれん / 資本金
         / 合併差益

10 ×年前に購入した車両の買い替えを行ない、下取り額(簿価を下回っている)を控除した残額は月末に支払うこととした。
   減価償却      / 車両
   固定資産売却損  /
   車両         / 未払金

11 商品を船便で発送し、当該貨物の8掛けの金額に対して荷為替を取り組み、割引料を差し引かれた手取金は当座預金とした。
   当座預金   / 売上
   手形売却損 /
   売掛金    /

12 かつて商品を掛にて販売したさい、×日以内に掛代金を支払った場合は2%引きという条件を付しているが、本日、割引有効期限内に掛代金を現金にて受け取った。
   現金 / 売掛金
   売上割引 /

13 かつて振り出した約束手形について支払期日の延長を申し出るとともに期日延長分の利息は現金にて支払った。
   支払手形 / 支払手形
   支払利息 / 現金

14 建物の修繕と改装を行い、代金は小切手にて支払った。なお修繕引当金の取り崩しも併せて行った。
   修繕引当金 / 当座預金
   修繕費    / 
   建物      /

15 かつて建物の建築を依頼していたが、この建物が完成し、引き渡しを受け残額は小切手にて支払った。なお建設依頼時に代金の一部をすでに現金で支払っている。
   建物 / 建設仮勘定
       / 当座預金

第2問以降の予想は後日、掲載いたします。

 

(2014年2月1日(土) 23:51)

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