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原価と費用(製造原価と期間損益)の関係

日商簿記1級検定試験の会計学で出題される出題は、記述問題1問(〇〇について述べなさい)だけが出題されていましたが、昭和50年代頃から出題形式も変わり、記述問題と計算問題が数題出題される様になりました。

記述問題も虫食いの問題であったり、〇×方式の問題だったりと数種類の形式がありました。
その中で〇×方式の問題は、正しいものには〇、間違っているものには×、×の場合は、さらに理由も記述しなければなりませんでした。
当然、全問〇か×の回答にしてしまうと0点になります。

〇×問題の中で『なるほどな~』とうなずく様な面白い問題がありました。

『減価償却費は、全額当期の会計期間の費用として計上される』〇か×か!?。
答えは、×です。

理由は、
製造間接費として計上された減価償却費は、完成すれば完成品原価を構成し、月末仕掛品の場合は月末仕掛品の原価を構成します。
完成品が売れた場合、売上原価として期間費用に計上されます。

つまり、販売費及び一般管理費として計上される減価償却費(本社建物、備品、車両等)は当然に費用として計上されますが、製造間接費として計上された減価償却費(工場建物、製造用機械、工場用備品等)は、当期中に販売されれば売上原価として当期中の費用になりますが、売れ残った製品、未完成の製品(期末仕掛品)原価に含まれる減価償却費は販売される翌期に持ち越されるため、資産として繰り越されます。

この資産に含まれる減価償却費があるため、全額当期の費用にはならないと言う事です。

だから、答えは×になります。

この様に日商簿記1級の試験にもなると、ただ解答だけを考えるのではなく、ひとつひとつの計上される金額には何らかの意味を持って発生している訳なので、いろんな角度から見下ろして理屈(会計理論)を考えてみましょう。

 

(2018年7月18日(水) 14:46)

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