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初めて貨物代表証券を見た時の感動!!。

私は、35年程前(20歳の時)から15年間社会人教育の経理専門学校で講師をしていました。
主に担当していたのは日商簿記1級のクラスを10年担当しました。
そして、日商簿記1級の授業がない曜日には日商簿記2級や3級のクラスも担当していました。

この程、日商簿記検定試験の出題範囲の改訂により『荷為替』や『特殊商品売買、なかでも未着商品販売』は、日商簿記2級から日商簿記1級の試験範囲に変わってしまいました。

『荷為替』や『未着商品販売(特殊商品売買)』の中で出てくる貨物代表証券なるものを見た事がなく、受験勉強上の講義として理論的な説明は行う事は出来ましたが・・。

そして、20歳の時に担当した日商簿記2級のクラスに銀行員の女性の方が居て『先生、銀行では荷為替や丸為替なんて取扱いしてないですよ』と言われ、まあ会計学者が理屈をこねて学習させているんだなと、別に気にも留めずに数年が経ちました。

それから20年経ち、釣り具用品を企画立案して、海外(アジア圏内)で製造輸入(発注輸入)して、国内で商品を販売するメーカー(会社)に就職しました。
この会社で貨物代表証券を初めて見たのです。
ウワァー!!日商簿記2級を教えてた時に出て来た貨物代表証券(船荷証券)や~~!と感動しました。

当然、実務なので商品を購入した時について来る納品書や請求書(輸入の場合はインボイスと呼ばれる物)も英語表示ばかりのもので、これまた初体験です。

そして、この商品を発注するに当たり外国の企業に発注と支払いをしなければならないので信用状の発行(実務ではLC(Letter Of Credit)のオープンと言います)をして、後日支払いが履行出来なければ商品を没収すると言う事で銀行に貨物引代表証券が担保に取られてしまうのです。

この時に代金決済を銀行から求められます(支払いをしなければなりません)ので、為替手形支払いの引き受けをさせられるのです。
これが荷為替になるんでしょうけど、今の銀行の営業担当に『これ荷為替でしょ』と確認しても???と言う顔をしています。

銀行の営業担当も荷為替って知らないんだと思いました(現に知っている人はいません)。

つまり、実務ではユーザンス手形と呼ばれています。
ユーザンス手形は、銀行の営業担当はみんな知っています。
ユーザンス手形は手形になりますので、満期日になればユーザンス手形の代金を決済しなければなりません。
当たり前ですが・・・。

このユーザンス手形の決済日が数か月先(銀行と取引を開始する前に決済サイクルを決めておきます)になりますので、毎日為替相場(基軸通貨のUSドル相場)の動向をチェックし、タイミングを見計らって為替予約を行うのです。

担保として銀行に貨物代表証券を差し押さえられてしまうと大阪港に商品が届いた時に荷揚げが出来ませんので、貨物代表証券は銀行に1通、荷揚げ業者(商品の保管を依頼している倉庫会社)に1通、そして会社控用として手許に1通届きます。
銀行で支払いが無事に決済されれば銀行預かりの貨物代表証券とユーザンス手形が返還され、商品の荷揚げが完了すれば荷揚げ業者から返還され、最終的には手許に貨物代表証券が3通揃う事になります。

受験対策の勉強では1通しか存在しないみたいな学習になっていますが、実務では3通作成されるんだと言う事が初めて分りました。

いろんな会社で経理を担当すると、本当に学習簿記の知識が面白いように膨らんで行きます。

 

(2018年7月17日(火) 0:27)

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