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歌うときのキーのはなし

ボサノバギターを練習しようと思う人の中には、歌いながらギターを弾く、いわゆる「弾き語り」をしようとする人が多いと思います。
今日はそんな人向けに「キー」の話をしましょう。

ソングブックなどにはギターのコードが一緒に書かれているものがありますが、そのキーどおりでは歌いにくいときがあるかもしれません。
特に男声向けに書かれている場合は女声ではつらいと思いますし、逆もまた真なりでしょう。
そういう場合は自分の歌いやすいキーに変えてしまえばいいでしょう。移調してコードを書き換えるのはちょっと面倒かもしれませんが、話としては簡単(?)です。

問題は、この「歌いやすいキー」というのが、なかなかクセモノなのです。
「歌いやすいキー」は必ずしも「歌が活きるキー」ではないのです。
「高い音を出すのがちょっと辛いからキーを下げよう」ということでキーを下げると全体に雰囲気が沈んでしまって、歌が活きないということがあります。
逆の場合もあります。
ジャズバンドで歌っている人に多いのですが、普段、ドラムや管楽器と一緒に歌っている人は他の楽器に負けないようにしっかり発声しようとして力みがちになってしまうことがあるようです。
ボサノバはそんなに“攻撃的”な音楽ではありません。少しキーを下げて、また音量も下げた方がボサノバらしい歌になることがあります。

要は、「自分が歌いやすく」、かつ「歌が活きる」ようなキーを選んで歌うことが良いと思います。
自分にあったキーは、いろんな人と一緒に演奏したり、いろいろなステージで歌っていくことで身に付けて行くことができると思います。
また練習の際、キーを半音上げたり下げたりして歌ってみると、思いがけない発見があることも多々あるようです。
自分の場合、ボーカルの方の伴奏をする際、その人の歌が一番「活きるキー」を探すようにしています。「私はこのキーでなければ歌えません!!」などと決めつけずに、いろいろ試すと、意外と楽しいですよ。

今回書いたことはあくまで一例ですので、その人、一人一人にあったキーや歌い方が一番良いのは言うまでもありませんし、他人から「このキーでなければダメだ」などと言われるものでもないでしょう。

 

(2014年4月19日(土) 16:48)

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この記事を書いたコーチ

ボサノバ暦30年、バンド活動やライブも。ゆったり楽しくレッスンします

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