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ブラジル人音楽家の得意技

それは国外から入って来た音楽を1年も経たないうちにブラジル色に染めて新しい音楽として国外へ発信できる消化吸収能力です。
もともとブラジルはポルトガルの植民地で独立して後は世界中から移民者がやって来てお互い違う文化や風習が見事に溶け合い現在までのブラジル文化を形成してきたのですから当然、異文化の消化吸収能力に長けてるわけです。
さらに植民者だったポルトガル人は昔アラブ系の黒人民族(ムーア人)に征服され支配されてたという歴史もありアフリカから連れて来られた黒人奴隷(ヨルバ族)にはアメリカに比べるとはるかに寛容なほうでした。
むしろ暑い国の気候や農耕、狩猟に長けていたアフリカのヨルバ族に白人のポルトガル人が知恵を授かってた様子もありました。

結果ブラジルでは同じ時代のアメリカでは考えられないこと・・・・・黒人と白人の混血が進み人種差別がない国となりました。(・・・というかみんな混血なので人種差別しようがない。笑。)

この柔軟な思考回路とセンスでブラジルはボサノヴァ、ショーロ、MPB、サンバ・レゲエ、サンバ・メタルロックete多くの多彩な音楽ジャンルが生み出され、この国の中に混然一体と存在する音楽大国となったのです。

特にボサノヴァ後に生まれたMPB(ムジカ・ポプラール・ブラジレイロ)ブラジル・ポピュラー・ミュージックという音楽ジャンルはジョアン・ジルベルトが生み出したボサノヴァにジミ・ヘンドリックスやビートルズなどロックの要素を取り入れビジュアルにもこだわったジャンルとなりました。
代表としてはカエターノ・ヴェローゾやジルベルト・ジル。
みなさん、ぜひ聴いてみてください。
あとカエターノがマイケル・ジャクソンのヒット曲「ビリー・ジーン」を素晴らしいアレンジにしてナイロン弦ギター中心で弾き語りしてるものは必聴です!

 

(2013年4月16日(火) 21:40)

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