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ビジネス英語は「神話」なのか?

本屋で最近出版されたある英語学習方法に関する書籍を目にしました。内容は斬新で示唆に富むものだったのですが、あるくだりで「ビジネス英語は神話であり、実在しない。」との記述がありました。その本で著者は断言しています。「英語でビジネスをしたいのであれば日常会話レベルのやりとりができれば十分である。」と。

果たしてそうなのでしょうか?この著者の経歴はよくわかりませんが、私は彼が本当に英語でビジネスをしたことがあるのかどうか疑問です。ビジネス英語にはビジネス英語の「標準語」が明らかに存在します。例えば「AさんはXさんの部下だ」と言いたい場合、なまじ英語ができる人は"A is X's subordinate."で済ませたりします。しかし実際には"A reports to X."が標準的な言い方です。ビジネス英語の世界では語彙力と文法力だけでは不十分であり、状況にあった言い方が求められるのです。

元NHKラジオ「ビジネス英会話」の講師だった日向清人先生も指摘しているように、ビジネス英会話は大人の社会での大人語の世界なのですから、やさしく言い換えた「作り物」などは通じないのです。いくら日常会話が流暢に話せようが、ことビジネスに関しては独特の定型的言い回しが多く「自分で勝手な言い方を作ってはならない」世界なのです。したがってビジネス英語ではビジネスの実際の場面で使われている生の英語を覚えなければなりません。

ビジネス英語を学びたい人たちは英語で実際にビジネスをしたことがある講師から学ぶべきです。英語力云々ではなく、実際に英語でプレゼンして、交渉して、契約書を作って等々をしたことがない人がどうやって臨場感をもってビジネス英語を教えられるというのでしょうか?自分の失敗談を伝えられるというのでしょうか?

某大手英会話学校にも「アメリカで長年勤務の経験」を謳って堂々とビジネス英語を教えている日本人講師がいるのを知ってますが、勤務の経験をよく聞いて見ると「レストランでウェイターをしていた。」とのことでした。こういった輩に教わっている生徒さん達は本当に気の毒に思います。皆さん、そういった「まがいもの」の講師にひっかからないでくださいね。

 

(2017年3月5日(日) 22:35)

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