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サックスの魅力その1

 じつはサックスというのはピッチ(音程)の不確かな楽器です。

 たとえばちゃんと調律されたピアノでは「ド」の鍵盤を押せば「ドー」と鳴りますが、サックスでは「ド」の指使いで息を吹き込んでも、かならずしも正しいピッチの「ド」の音はでません。

 ちゃんとしたアンブシュア(口の状態)、息の入れ方をして、自分の出している音を注意深く聴いて、正しいピッチに合わせていきます。大変なようですが、毎回これらのコトに気をつけて吹いていけばピッチは良くなっていきます。

 なんだかやっかいな楽器だなー、と思うなかれ。このことも含めたいくつかの要素が、サックスをヒジョーに人間味の出る、表情豊かな楽器にしているのです。歌を歌うのと似ているかもしれません。
 ピッチをしっかり自分でコントロールできるようになれば、逆にいつでも正しいピッチの音しか出せない楽器よりも表現の幅は広がるということも言えます。もちろん楽器にはそれぞれ特性があって、そういう比較はナンセンスですが・・。
 
 なにが言いたいかというと、サックスというのはピッチの不確かな楽器ですが、いや、だからこそ、それを補って余りある魅力を持った楽器だというコトなのですー。おおお!



 

(2007年11月6日(火) 11:38)

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