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【初心者向け】実は色々あるアコギのサイズ

ギター講師のHiro Nakamuraです。
今回はアコースティックギターのサイズについてのお話です。ギターは大きさによって音が変わりますし、フォルム美も様々なのでかなり好みが別れるところです。今回は「ボディの大きさ」「抱えやすさ」「音の大きさ」「種類の多さ」をそれぞれ5段階評価にし、詳しくご説明致します。下に行くほど小さいボディです。


大きくてド派手な”SJ (スーパージャンボ)
ボディの大きさ:★★★★★+★
抱えやすさ:★★★☆☆
音の大きさ:★★★☆☆
種類の多さ:★★☆☆☆
定番モデル:Gibson SJ-200、Takamine 000シリーズ、Taylor GOシリーズなど...
手工ギターの世界を除けばメーカーモノで最も大きいボディ形状がこのSJ (スーパージャンボ)です。Taylor (テイラー)ではGO (グランドオーケストラ)と呼ばれており、わずかに形は異なりますが、ほぼ同種です。大きなボディなので、大きな音がするという先入観を持たれがちですが、豈図らんや音量的には比較的落ち着いています。非常にクビレが深いので実はD (ドレッドノート)に比べると持ちやすかったりもします。派手な見た目で大きなボディはアーティストを華やかにしてくれるでしょう。


アコギと言ったらコレ、大迫力の”D (ドレッドノート)
ボディの大きさ:★★★★☆
抱えやすさ:★★☆☆☆
音の大きさ:★★★★★+★
種類の多さ:★★★★★+★
定番モデル:Martin Dシリーズ、Gibson Hummingbird、Gibson Dove、YAMAHA Lシリーズ、YAMAHA FGシリーズなど...
アコースティックギターと言ったらこの形というほど定番のボディ形状です。YAMAHAでは”トラッドウェスタン (LシリーズやFGシリーズ)”、Gibson (ギブソン)では”J (ジャンボ)”と呼ばれるサイズに相当します (厳密には少し異なります)。ボディは大振りで、厚みもしっかりとしています。構造上低音から高音まで迫力満点の音量を持つ為、主にシンガーからの支持が高いです。また多くのメーカーでこのサイズを共有しており、初めての方でも種類が多く選びやすいのもメリットです。
実は1930年代までのギターは、コンパクトな楽器でした。それではあまりに音量が小さかった為、ボディを大きくして鉄弦を張る事で音量を大きくする必要がありました。アメリカの最も古いギターメーカーMartin (マーチン)社が最初にこの大きなギターを作り、それを”ドレッドノート (=イギリスの戦艦名に由来)”と名付けたのが始まりです。


大きいが種類が限られた種類しかない”GS (グランドシンフォニー)
ボディの大きさ:★★★★☆
抱えやすさ:★★★☆☆
音の大きさ:★★★★☆
種類の多さ:★☆☆☆☆
定番モデル:Taylor GSシリーズなど...
D (ドレッドノート)くらいの迫力がありながら、クビレて抱えやすくしたボディ形状。比較的最近出た形で、ほとんどTaylor (テイラー)社からしか出てません。Dに比べて、より歌に合う印象を受けます。


抱えやすく、最も人気の高い”GA (グランドオーディトリアム / オーディトリアム)
ボディの大きさ:★★★★☆
抱えやすさ:★★★★☆
音の大きさ:★★★★☆
種類の多さ:★★★☆☆
定番モデル:Taylor GA、Morris Sシリーズなど...
こちらもTaylor GAシリーズに代表されるボディ形状。GSよりもクビレが深くなり、ボディ幅も一回り小さくなっています。MorrisのSシリーズは本来”スモール”のSですが、大きさから言ってGAに分類しても問題ないと思います。フィンガースタイル、アルペジオ、弾き語りなど何にでも相性の良い反応の速さと音の深みを持っています。


ほぼ存在感ゼロの”OOOO (クワドラオー)、もしくは"M
ボディの大きさ:★★★☆☆
抱えやすさ:★★★★☆
音の大きさ:★★★★☆
種類の多さ:★☆☆☆☆
定番モデル;Martin OOOOシリーズ、Mシリーズ
現在確認しているだけでもMartin社からしか出ていないボディ形状です。表面板の横幅は非常に広くD (ドレッドノート)以上ありますが、ボディの厚みはかなり薄いというちょっと変わった形をしています。個人的には好きですが、万人に受け入れてもらえるギターではないかもしれません。


オーディトリアムと双璧をなす人気の高さ”OOO (トリプルオー)、もしくはGC (グランドコンサート)
ボディの大きさ:★★★☆☆
抱えやすさ:★★★★★
音の大きさ:★★★☆☆
種類の多さ:★★★★★
定番モデル;Martin OOOシリーズ、Taylor GCシリーズ、Morris Fシリーズなど...
D (ドレッドノート)サイズ以上にポピュラーな、OOO (トリプルオー)やGC (グランドコンサート)、フォークサイズと呼ばれるボディ形状です。ボディの厚みは薄く、くびれは深く、弦長 (スケール)も少し短め。にも関わらず音のバランスは損なわれておらず、種類も多いため初心者向け〜高級モデルまで最も人気のある形状です。ピックはもちろん、指でも鳴らしやすいので様々なプレイスタイルに対応できます。


弦長以外はOOOと同じ、”OM (オーエム / オーケストラモデル)
ボディの大きさ:★★★☆☆
抱えやすさ:★★★★★
音の大きさ:★★★★☆
種類の多さ:★★★☆☆
定番モデル:Martin OMシリーズなど...
OOO (トリプルオー)とは姿形が全く同じです。1点だけ異なるのが弦長 (スケール)です。ボディはOOOで、スケールはドレッドノートの長さを採用したハイブリッドモデルの様な感じです。Martin社では戦前から作られて来ていて、玄人好みなところがありEric Clapton (エリック・クラプトン)やJohn Mayer (ジョン・メイヤー)が使用した事で知名度が上がりました。主にMartin系のモデルに多いボディ形状で、種類はたくさんありません。最も広く様々なジャンルに適応してくれるので、弾き語りの人からソロギターの人までプレイヤーを選ばないのが最大の特徴です。


あまり見かけないが女性人気No.1の”OO (ダブルオー)
ボディの大きさ:★★★☆☆
抱えやすさ:★★★★★
音の大きさ:★★★☆☆
種類の多さ:★★☆☆☆
定番モデル:Martin OOシリーズ、Gibson LGシリーズ、Gibson Bシリーズ、Waterloo WL14シリーズなど…
パッと見OOOとの違いが分かりにくいですが、抱えてみるとくびれの深さが異なるOO (ダブルオー)。クラシックギターとほぼ同じ大きさだったり、GibsonのLGと呼ばれているシリーズもOOに相当します。やや低音が削られたような音の軽さ、主張の少ない落ち着きのある音量から、ブルース、カントリー、ラグタイムなどでよく使われるボディサイズですが、ただ単に持ちやすい、可愛いと言う理由で女性からの人気が非常に高いです。選択肢はそれほどありません。


ギター愛好家ウケ抜群の”O (シングルオー)もしくはニューヨーカー
ボディの大きさ:★★☆☆☆
抱えやすさ:★★★★☆
音の大きさ:★★☆☆☆
種類の多さ:★★☆☆☆
定番モデル:Martin Oシリーズ、Gibson L-00など
ミニギターほど小さくはないけれども、フルスケールのギターよりはいくらか小さく、体に馴染みやすいボディ形状、O (シングルオー)。ニューヨーカーとも呼ばれ、取り回し良くビンテージ蒐集家やギター愛好家の間で特に人気が高いです。


選ぶときには是非上記を参考にし、自分にとって弾きやすい形や理想的な音の出方などを総合的に判断してみてください。


Hiro Nakamura
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【初心者向け】実は色々あるアコギのサイズ

(2018年9月18日(火) 1:38)

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